チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

10月9日  白線流し

俺の心に永遠に残り続けるドラマ。

素朴すぎるくらいに素朴な高校生たちがそれぞれ悩み、仲間を信じ、そして結びつく。

これだけ言うとなんだかクサイだけだけど、それが信州松本の風景と溶け合い、スピッツの主題歌も相まって何とも言えぬ透明感あふれる情景描写。

出演者たちも瑞々しくてひたすらお胸きゅんきゅんさせられっぱなしだった。

今でも色々なシーンが目の前に鮮烈に思い浮かべられる、間違いなく俺の中でドラマ史上に燦然と輝く最高傑作だ。

本編は高校卒業とともに離ればなれになっていくところで終わっていたのだが、その後時間の経過とともにリアルタイムでいくつか続編が作られた。

登場人物はみな進学したり社会人になったりしてるんだけど、どうも、なんつーか、「あの頃の君はどこいった~!?」って感じで、みんな魅力がなくなっていくんだよ。特に主人公二人。変わらないのは慎司くらいかな?

まあ「いつまでも子供じゃねえんだよ」という意味でリアリティを描いているのかもしれないが、でもドラマとしてはどーなんだ?

本編当時の瑞々しいイメージが鮮烈にあるだけに、観ている方としてはこれ、かなりツラいんだよね。

演じている側もこれじゃあんまり楽しくないんじゃないかと思ってしまう。

そのせいなのか知らないけれど、永遠にシリーズ化していくと思われたこのドラマ、ついに完結編が放映されたらしい。

寂しいけれどまあ、やむを得ないな。

一体そのあたりのことをどうやって決着つけたんだろう。納得のいくエンディングは迎えられるのか。

時間がなくてまだ観てないんだけど、観るのが怖いくらいドキドキしている。

観たらまた感想書くよ。

さぁてところで、、、いつ観るんだ?