だったんですって、マヂで!!!
ついにここ「聖地」に足を踏み入れるときがやってきた。
去年のオープン以来この日が来るのを突き指しそうなくらい指折り数えて、年も変わってそろそろ大ふぃーばーも落ち着いてきた頃だ!と、いよいよ鉄の会メンバーに招集をかけた。
みんなもかねてからこの日を待ちかねていたようで、集まったのは、おなじみクボフミト氏と、THE☆紅色ナイト倶楽部さくらちゃん&KOちゃん、毎度おなじみチューリップとニューフェイスみさぴょんの6人。
最初こそは記念写真を撮るものの、その後は例によってあっというまにみんな好き勝手にてんでバラバラ、それぞれの興味の赴くまま散らばる。こういう所はホントこの人たちは気が楽で助かる。俺ももちろんじっくりと他に気を取られる事なく見て回る事が出来た。
それにしてもここはスゴイ。
一歩中に入るとそこはもう異空間。時を超えて様々な時代を彩った名車たちが一同に会し、時の経つのを忘れてしまう。
照明の程よい暗さがまた夢と現実との境界を薄くして、雰囲気をいやが上にも盛り上げる。
特に素晴らしいのは、実際に車内に入って座席に座れる事。特に旧型客車のオハ3126やキハ41307のような板張りの座席では、一日中でもそこに座っていられそうな何ともいえない雰囲気を実感出来る。
これを出来るようにした事は博物館コンセプトの上での大英断であり、鉄道博物館の最も魅力的な点となったが、一方では客のマナーが大いに問われる事になっている。特に485系や455系では車内で弁当も食べられる事になっていて、貴重な展示車両というよりは単なる休憩所と化しているので、資料保存の観点から言うと今後がちょっと心配な面もある。
とはいえこれは利用者からしたらメチャメチャありがたいんだけどね。だから今後はいかに利用者のマナーアップを図るかにかかっている。
その485系でお弁当タイム♪[emoji:e-438]
101系車内ではみんなここぞとばかりに痴漢行為を働く。
(これはフィクションです)
ついに憧れの500系に乗車!!!
子供より全然楽しそうだぞ大人[emoji:v-37]
はしゃぎ過ぎて眠りに落ちる面々
開館から閉館までベッタリと楽しんだが、ホントにあっという間に時間が過ぎていった。
それでも運転シミュレーション系は並ぶ時間がもったいないのでハナから全てパスしたというのに。
展示だけではなく、実際に色々自分の手で動かせるものがある中、自分的に最もコーフンしたのが、101系の駆動装置を実際に自分で操作できるコーナー。
音もまさしく101系そのもので、これは涙もんだった。
ちなみにチューリップはこれで急ブレーキをかけてしまっておじさんに怒られてた [emoji:e-454]
それにしても今回一緒に行った鉄の会メンバーはホントに素敵な奴らだ。
クボフミト氏は、「C57が…」という話になったら即座に「貴婦人!」という言葉が俺と二人で全く同時にユニゾンで出てきたのがメチャメチャ面白かったし(貴婦人というのはC57の愛称)、鉄道以外の話題でも、俺が旧式の腕木式信号機を見て「あぁ宮沢賢治だなぁ…」と呟いたら「シグナルとシグナレス!」と即座に返って来る。これって最高じゃない?
さくらちゃんにしても、鉄道年表を見ながら大昔の時事ネタキーワードをポロっと言うと、「それって○○ですよね?」って反応して来る。えー君生まれてないだろ~って時代の話だよ。面白い娘だ。
KOちゃんは一番マイペースで、気がつくといなくなっていて、戻って来ると「鉄道年表で見落としていた発見がありました♪山手線の全通は…」なんて嬉しそうに話してくれる。彼の鉄道観はなかなか独特だ。
ニューフェイスみさぴょんはマニアックな話でもいつもニコニコ聞いてくれるし、ちゅーりっぷはどこに行っても同じテンションで盛り上げてくれる。
鉄会、素敵な奴らだ。
そしてきっと近いうちにここにはまた来る。しかも何度も。
とにかくオハ3126の座席にただ座っているだけでも一日いられるので、三回来れば元が取れる年会員になって何度も来るのがよし。
これから展示物がどう変遷していくのかも興味が尽きない。
もう一度こんな車両で旅をしてみたい。
きっと外はこんな景色だろう。