さあ~~~久しぶりにキタぞ~!!!!!
7年前の『真珠夫人』、5年前の『牡丹と薔薇』の頃はムチャムチャ盛り上がってこんなもん
まで作ってしまった昼メロマニアの俺も,ここ最近はすっかりご無沙汰だった。
何故なら、俺が昼メロ史上最高傑作と認める4年前の『貞操問答』があまりにも素晴らしくて、今後これを越える作品はもうあり得ないだろうと確信したから。
そしてその翌年の『吾輩は主婦である』(これは俺の定義上では昼メロではなく昼ドラだが)があまりにも面白すぎてトドメを刺してしまった。
もう昼メロはお腹いっぱいというか、卒業してしまった感があった。
実際その後もちょこっと見たりもしたけど、実際あんまり面白くなかったんだよね。
昼メロの「ドロドロ」だけが強調されてしまって、肝心の腹を抱えて笑ってしまう要素が薄れてしまったのが大きい。
それは過去に『砂の城』『真珠夫人』『牡丹と薔薇』という傑作を産み出した巨匠中島丈博作品でも例外ではなかった。
『貞操問答』も『吾輩は主婦である』も、実は昼メロ本家東海テレビ作品ではなく、ウラの花王愛の劇場だったこともあり、しばらく元気のなかった東海テレビ作品。
それが久しぶりに満を持して巨匠中島丈博作品で制作を始めたという去年のニュースを聞いて、久しぶりに見てみるか~と思っていた。
それが今やってる『非婚同盟』だ。
しかし、年が明けた頃にはすっかり忘れてしまい、mixiの有志に指摘されるまで気がつかなかった!
見始めた時にはもう第四週目、少女時代も終わりに差し掛かっていた。
なんという不覚!!!
それにしてもさすが巨匠中島丈博。
これは久しぶりにすげえぞ!!!!!
独特の言い回しの長台詞は健在。
この人の作品の登場人物には、根本的にデリカシーと羞恥心が欠落している。
道の真ん中だろうがお店の中だろうが家族団らんの茶の間だろうが、そんなシチュエーションはお構いなしに「淫乱」「メス豚」「色情狂」「パンパン」「女の体液」等々、聞くに耐えないとんでもない言葉が平気で飛び出てしまう。
今は主人公も皆大人になり、毎日毎日真っ昼間から色気のカケラも感じない激しいベッドシーンを繰り広げ、30分の間に『セッ○ス』という言葉が口角泡を飛ばして何十回も飛び交うという、とても家族と一緒には見られないドラマである。
主人公の佐藤仁美が「誰もがうらやむ美女」という強引な設定も、まさしくこれぞ昼メロ。これでいいのだ。
特筆すべきはこのドラマの実質的な主人公ともいえる三原じゅんこ。
彼女の寄りの表情が場面転換で効果的に使われており、彼女のこの感情の変化でドラマの方向が進んでいく。
そして何といっても現時点で一番面白いのが、風間トオルと宮内敦士のコンビによる紙芝居&懐メロカラオケ大会。
この紙芝居でこのドラマのストーリーがわかりやすく整理されて語られ、その後の懐メロカラオケは毎回抱腹絶倒の面白さである。
今後も更にこれでもかとあっと驚くようなやりたい放題の超展開になるのが中島作品。
これから一体何が飛び出すのか?
期待はまだまだ膨らむ一方だ!
でもこれ、アタマを逃してしまったのでコンプリート録画してないんだけど、今からでもするべきかな???
返す返すも悔やまれる。
スーパーマァケットネットラジオVol.20アップしました。
♪バレンタインデイキッス~
それにしてもこの曲が20年以上に渡って歌い継がれるスタンダードナンバーになるとは、当時は想像もつかなかったな。