チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

事業仕分け?

政府の行政刷新会議による事業仕分け作業が本格的に始まった。

しかしテレビでその場面を見て俺は、もの凄い違和感を感じた。

それは蓮舫議員を代表とする民主党議員のいわゆる「仕分け人」のハナからケンカ腰の高圧的な態度と、官僚や公務員を一方的に悪とする図式を作り上げているように見える事。

どう見てもこれは政治的パフォーマンスを伴った公開つるし上げだ。

特に蓮舫さん、以前からテレビの討論番組などを見て思っていたが、この人の態度は一歩間違うと恐ろしい。

意気込みがあるのはわかるのだが、それを前面に押し出そうとするあまり、気負い過ぎで方に力が入り、相手を言い負かそうと常にケンカ腰で余裕が全くない。

そうした面がこうしたつるし上げの席には存分に発揮されてしまう。

今後の成長に期待したいが・・・。

もちろん無駄を省くというこの事業仕分けの志は素晴らしい。

自民党ではやろうとしても中々出来なかった事なので、この部分に関しては政権交代してよかったと思っている。この機会にどんどんやって欲しい。

しかし問題はそのやり方なのだ。

完全にテレビ向けパフォーマンス。

正義の味方の必殺仕分け人が悪の権化官僚や公務員を正義の剣で叩き斬る!

ってな感じ。

テレビでこのシーンを見て恐ろしくなってしまった。

これを見て単純に「よくやった!」「もっとやれ!」といい気分になってやんやと喝采する気にはどうしてもなれない。

学生時代のあの思い出したくもない「いじめ」の教室がどうしても脳裏に甦る。

あれも実はいじめる側にはいじめる側なりの「正義の論理」が存在するのだ。

民主党は『脱官僚』をスローガンに上げているが、それは官僚に丸任せではなく、政治家が主導を取って官僚に協力してもらって政策を実行する、ということであって、決してハナからケンカ腰で官僚を排除する事ではない。

官僚の協力なくして政策が実行できるわけがないではないか。

現実に、政権を穫る前は威勢のいい事を言っていた人が、いざ閣僚の座について官僚に泣きを入れていると言う話もよく聞く。

この事業仕分けも同じ事で、最初から「無駄だ無駄だ!」という結論ありきで,敵意むき出しの高圧的に接したところで、物事上手く進むわけがない。

もちろん無駄も沢山あるだろうが、長い時間を掛けて決められた事がこの短時間で拙速に結論づけられてしまうのも乱暴に過ぎる。

この『官僚・公務員は悪である』という一方的な図式をマスコミを使って作り上げ、当事者を引きずり出して公開つるし上げをするこのやり方は、なんだか中国の文化大革命的だなと思っていた。

そしたらなんと!まさにこの事業仕分けの責任者、行政刷新担当大臣である仙谷氏が、「政治の文化大革命が始まった」と発言したというではないか。

げげげ!本気だったのか!!!

この発言は大問題だと思う。

仙谷氏は文化大革命の意味する所と現在のその評価を理解して発言しているんだろうか?

いまだに「文化大革命は素晴らしかった」と本気で信じているのか?

その文化大革命を本気で日本でやろうとしているのか???

仙谷氏は民主党の旧社会党グループの中では比較的まともな人だと思っていたが、やっぱり所詮は社会党の思想から抜けきれないのか。

その他,鳩山総理の最近の発言も相当無茶苦茶なことを言っている。

同じ事を自民党時代の総理が発言したら「問題発言!」としてそれこそ袋だたきの大問題になっているようなことばかりだ。

しかしこれを正面切って批判するマスコミが今のところ皆無に等しい所が本当に恐ろしい。

例えば麻生総理がバーに通ったり漢字を読み間違えたりカップラーメンの値段がとっさにわからなかったことと、鳩山総理の政治献金を偽装していたことや脱税疑惑問題と、一体どっちが重要問題かは子供でもわかる。

しかしマスコミの報道量はどっちが多いか?

いかに『麻生叩き』が異常だったかはこれでわかるだろう。

小沢氏に至っては外国人参政権法案に対してまたとんでもない発言をしている。

民主党はどこまで日本人をコケにするつもりなのか。

一体誰に向かって政治をやっているのか。

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先の選挙で民主党に投票した人達もそろそろ気がついてきているのではないか。

時すでに遅しだが・・・。

本当にこの国を何とかしなければいけない。