より続く。
2012.6.25
翌日は網走をあとにして一気に稚内へ向かう。
オホーツク海沿いの道をひたすら北上。
道中ずっとこんな感じの景色で本当に気持ちのいいドライビングコース。
しかしこれがのちにアダとなる。
途中サロマ湖は、子供の頃地図で見て不思議に思ったのと全く同じ形をしていて感動。
このあたりは旧国鉄の廃止路線跡にあたっているので、何箇所かホームや車両を保存してくれていた。
旧湧網線計呂地駅跡のC58。
連結されている旧型客車はライダーハウスとして泊まることが出来る。
こちらは上湧別駅跡。
国鉄マーク入りの車掌車というのがかなりポイント高い。
こんな感じで道中素晴らしい景色で気持よく、楽しくドライブをしていた。
夕方までには稚内に着かなければいけないという時間的制約もあったからかもしれない。
道の駅マリーンアイランド岡島で休憩しようと車を停めると、運転席の窓を叩かれた。
警官だった。
「ちょっと飛ばしすぎだね〜」
「免許証持ってパトカーに来て下さい」
うわーしまった!
そういえばここの手前にちょっとした町があった。
そこは制限速度50kmだったのでおそらくそこでのことだろう。
やはり制限速度29kmオーバーの79km。
免許を取って初めての違反。
あと1kmで赤キップだったとのこと。
危ないところだった。
79kmで違反というのもなんだかな〜という気がしないでもないが、確かに少し調子に乗っていたことは間違いないのでいい戒めになった。
その証拠にそれ以降はずっとスピード抑えるようになったので、警察のこうした取締りには一定の抑止効果があることがわかった。
反則金¥18,000は痛いが自分にとって大きな教訓になった。
前向きに行こう。
気を取り直して先へ進む。
途中こんな奇妙なオブジェなんかもある。
段々宗谷岬に近づいてくるに従い、高い木はなくなり広大な原野が広がり、まさに最果ての地といった景色。
そしてついに日本最北端、宗谷岬に到着。
何とか日没前に間に合った。
納沙布岬もそうだったが、さすが最北端の地だけあってとにかく寒いさむい!
最果ての地というのはやはり寒いものなんだ。
あまりにも寒いのであまり長居はできずに稚内へ向かう。
稚内の街はビックリするほど都会だった。
最果ての地という雰囲気は全くない。
ここのサウナにはロシア人がいた。
風呂にゆっくり浸かって夕食は隣のいろはにほへとにてそばと唐揚げ丼セット。
お腹が一杯になったら道の駅わっかないで車中泊。
道の駅といってもJR駅の施設と共用していて、街なかの駐車場といった感じでさほど風情はない。
しかも先客が沢山いて駐車場はほとんど一杯に近い。
早起きの明日に備えて即就寝。