終わらざる夏 上
下 | 太平洋戦争研究会 |
三国志(6) | 吉川 英治 |
終わらざる夏 上 (2010/07/05) 浅田 次郎 商品詳細を見る |
終わらざる夏 下 (2010/07/05) 浅田 次郎 商品詳細を見る |
昭和20年8月15日終戦。
その数日後、戦争は集結したはずなのに千島列島最北端の占守島に攻め込んできたソ連軍。それを迎え撃つ日本軍。誰も戦いたくない理不尽かつ不条理な戦。
和平交渉のために終戦直前に応召されその最前線に送り込まれた兵士たちを描いた作品。
とにかく登場人物が多くそれぞれの物語が並行して語られるがそれぞれの人物像がしっかりしているので混乱することはない。
最後は浅田氏独特のファンタジー的要素も現れ、戦争小説ではあるがドンパチ血沸き肉踊る類のものではない。
★★★★
三国志(6)(吉川英治歴史時代文庫 38) (1989/05/15) 吉川 英治 商品詳細を見る |
赤壁の戦いの勝利で曹操と対等の力をつけた孫権と劉備。両者の政略結婚の駆け引き。
劉備軍は成都を抑え蜀を興しいよいよ魏・呉・蜀の三国並び立つ。
一時の勢いに陰りを見せる曹操のもとでは司馬仲達が頭角を現し始める。
★★★★