チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

単焦点

はじめてデジ一眼を買ったのは6年前。

最初はどんなレンズを買ったらいいのか右も左もよくわからないし、レンズはこだわりだすとキリがないという噂に聞くいわゆる「レンズ沼」にはハマるまい、と思っていた初心者の自分にとって、オールマイティでどんなものでも「そこそこに」撮れる最初に付属していたキットズームレンズは非常に重宝するものだった。

自分にとって写真は芸術作品を撮るわけでもなく、単なる記録用と思っていたので、その用途には必要十分に応えてくれた。

そのずっと愛用していた付属のキットレンズがついに壊れた。

買い換えるにあたって、最初は同様のズームレンズのちょっとグレードアップしたものにしようかと思った。

しかしそれだと、今よりさらにデカく重くなってしまう。

そこで自分の用途を改めて洗い出してみると、普段撮っているのはほぼ散歩やサイクリングでの風景やスナップで、ズームレンズの望遠側はほとんど使っていなかったことがわかった。

それならなにもこんなデカいレンズではなく、広角寄りの単焦点でもいいのではないか、と考え調べてみると、まさしくその用途にドンピシャおあつらえ向きのレンズが有るではないか!

それがCanon EF-S24mm F2.8 STM。

これまで単焦点は、EF50mm F1.8 II という「とりあえずこれだけは持っとけ!」という安くてとても綺麗に写るレンズは持っていた。

しかしこの50mmというのは日常のスナップには少々使い道が難しく、これまで中々出番がなかった。

しかし24mmというのはそれに比べてほぼ目で見た目に近く、かなり日常的に使いやすそう。

おまけに今までのよりも格段に明るいし、広角ではあるがかなり寄ることもできるのでボケ味も期待できるとのこと。

というわけで、早速注文して届いてみたら…ちっちゃ!!!

左から、今まで愛用していたズームレンズ、50mm、今回届いた24mm。

IMG_2272.jpg

これだけ小さければ、これまでやや持て余し気味だった散歩やサイクリングのときにも気軽に持ち歩ける。

普段は24mmを付けっぱにして、必要に応じて50mmに付け替えるようにすれば、荷物にもならないし、ほとんど全ての用途に対応できるのではないか。

これからのサイクリングが今から楽しみになってきた。

問題は毎日撮ってる富士山の写真。

いままで大体34mmくらいの画角で撮っていたのだが、今後は24mmで撮るか、はたまた50mmで撮るか…。

どちらにしても今までとは全く変わってしまうので悩むところ…。