チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

趣味・日常

Roland JUPITER-Xm

先日思いがけぬ形でライブをすることになったが、長年ライブから離れていたので手元に楽器がなくてさて困った。仕方なく仕事用のMIDIコントローラーとして使っていたベリンガーのDeepMind 6を初めて使ってみたところ、これがまあ楽器としては非常に使いづら…

宮崎洋一追悼ライブ RicFest.at251

約30年ぶりのスカンクライブ。当時お世話になった偉大な先輩方や一緒に頑張ってきた仲間たちが一堂に会したのも洋一さんの人徳(あるの?笑)の賜物か。自分の人生はこうした多くの人たちとの出会いやご縁で成り立っていることを再認識することができた素晴…

NewJeansという衝撃

NewJeansという衝撃に完全に打ちのめされている。 個人的にはこれまでK-POPにはあまり食指が動かなかったが、去年のIVEあたりからその完成度の高さに徐々に気にするようになっていたところに稲妻のように目の前に現れたのがこのNewJeansだ。 たまたま友人がS…

MPCに目覚める

最近ひょんなことからMPCという楽器に興味が出て調べている。 MPCといえば30年くらい前から存在は知っていたが、単純にサンプラーとドラムマシンがくっついたようなものだろうという思い込みで、正直あまり興味を持ったことはなかった。 しかし改めて調べて…

投資1年目

一昨年の12月からつみたてNISAで本格的にインデックス投資を始めてからちょうど1年が過ぎた。 自分の定めた投資の基本方針は、毎月一定額を積み立てるのを基本としつつ、株価指数が下落して基準価額が自分の平均取得価額を下回ったら特定口座で随時買い足し…

今年もよろしくお願いします

サッカーW杯終わる

サッカーW杯がアルゼンチンの優勝で終わった。 今回自分は今までになく多くの試合を観たが、個人的には残念ながら応援していた日本は負けてしまったが準々決勝くらいからあとの試合が、さすが勝ち抜いてきた強豪同士がぶつかり合うどれも純粋にスポーツとし…

Little Glee Monster『Join Us!』

youtu.be ついに公開されたリトグリのMV『Join Us!』 本当に奇跡的なくらいに素晴らしい楽曲と素晴らしい新メンバーが揃って新生リトグリのスタートを高らかに告げる最高の船出だ。何よりこの突き抜けるような明るさと高揚感はどうだ。リトグリの未来は明る…

坂本龍一ライブ配信

坂本龍一のライブ配信「Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022」を観た。周知の通り彼は今闘病中であり体力的に通常のライブを通しで演奏するのは難しいということで、少しずつ収録したものを編集して1本のライブ形式にまとめたというから壮絶だ。「これ…

アニメ『艦これ いつかあの海で』

数年前に『艦これ』という、かつての日本海軍の軍艦や駆逐艦などの艦船を美少女擬人化したゲームが流行ったことは知っていたが、当時は全く興味が湧かずにスルーしていた。しかしその後自分もウマ娘のおかげで擬人化モノへの抵抗がなくなったタイミングで、…

『ユーミン万歳!』解説動画

『ユーミン万歳!』のリミックスに関して、松任谷正隆氏がエンジニアのGOH HOTODA氏と解説している動画を見つけた。 自分は4年前に当ブログでユーミンの全アルバムレビューをしたが、アルバムごとの当時の評価などは全く知らずに完全にまっさらな今の耳で初…

「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」

「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」の新たな2022 mixが新鮮すぎて昨夜は眠れなかった。 まだ一聴しただけで聴き比べたわけではないので詳しくはわからないが、第一印象としてはオリジナルの過剰なエフェクトや時代掛かったデジタル臭…

『あなたのブツが、ここに』

夜ドラ『あなたのブツが、ここに』素晴らしいドラマだった。 現代のコロナ禍を真正面から描き、毎回かなり重厚なテーマをテンポよく描くものの、朝ドラなどにありがちなズカズカ立ち入るような他人との距離感が程よく絶妙で心地よく、あざといサプライズや過…

安倍晋三元総理国葬儀

安倍元総理の国葬儀、まずは無事に行われてよかった。 重大暗殺テロ事件を受けて、我が国はそれを今後二度と絶対に許さないことを世界中に宣言する意義が大きかったただけに、警備担当のご苦労は如何ばかりだったことか。 長年官房長官としてパートナーを務…

電動アシスト自転車来た!

去年あたりから近所をウォーキングする楽しさを覚えたことで、それまで毎日のように乗っていた自転車から少し遠ざかってしまった。何より「歩く」という人間に本来備わった行為の手軽さが一番の要因だが、自転車に乗ること自体がそろそろ億劫になってきたこ…

『ラストレター』(2020)

あの岩井俊二監督の待望の新作ということで、2年前の公開時は車で1時間かけて映画館に足を運んで観る気満々だったが、公開後ほどなくしてコロナの流行が始まり泣く泣く断念せざるを得ず、結局そのまま機会を失ってしまっていた。その待ち焦がれた映画がつい…

逸ノ城初優勝!

大相撲名古屋場所は平幕逸ノ城の初優勝! 思い返せば8年前に新入幕した時にはあわや新入幕で初優勝か!?というくらいの大旋風を巻き起こし、そのスケールの大きな相撲ぶりにすぐにでも大関横綱に駆け上がっていくのではないかと思われたが、その後は故障が…

ライブ映像作品の修正について

ウマ娘3rdイベントライブBlu-rayをようやく全部観た。 何より楽曲がいいのと、盛り沢山の構成と、ウマ娘声優さんたちの頑張る姿が美しく、とても満足度の高かったライブをもう一度楽しむことができてとても良かった。 ただ今回初めてこの手のライブ映像作品…

大暴落?

今週の米国市場は大荒れで、ついに含み損が投資を始めて以来最高額になってしまった。 とはいえ目標は10年20年後に増えていればいいわけで、目先の上下に一喜一憂する必要は全くないどころか、インデックス投資初期の暴落は最初に安く仕込めて理想的とされて…

『彼は早稲田で死んだ 大学構内リンチ殺人事件の永遠』樋田 毅

1972年、あの連合赤軍事件が起きたのと同じ年に、早稲田大学構内で学生が革マル派によるリンチの末に殺される事件が発生した。 当時の早稲田大学は革マル派が自治会を支配し、大学側に全学生から自治会費を代行徴収させ、それを活動資金として分捕り、更には…

歪んだギターのロックンロール

ちょっと前にSNS界隈で「最近の若者はギターソロをスキップする」という話題が盛り上がった。 それは主に例えば映画を早送りで観る「ファスト映画」など同様に、最近の若者の時間をかけずに効率的に芸術作品の概要だけを吸収したい傾向という文脈で語られて…

『名寄岩 涙の敢斗賞』(1956)

戦前、双葉山全盛の時代に同じ立浪部屋から大関として活躍した名寄岩。 戦後大関から陥落した後も長く土俵を務めて昭和25年に平幕で敢闘賞を受賞したことが映画化された。 その事実は知っていたが、なにぶん大昔の話であり、ほぼ伝説化していて、今までもこ…

2022 日本ダービー

今年の日本ダービー、それぞれの馬が力を存分に出し切った素晴らしいレースだった。 勝ったのはドウデュース、鞍上はレジェンド武豊。53歳にして史上最高齢でのダービー制覇は素晴らしいとしか言いようがない。秋には凱旋門賞が今から楽しみだ。 ディープイ…

少女は何故山道を登ってしまったのか

道志村のキャンプ場付近で見つかった骨が行方不明の少女のものと特定された。本当に気の毒で痛ましい限りだ。 個人的にこの件は関心があって追いかけていたが、どうやら原因は迷子になって山に入り込んだ先で滑落してしまった可能性が高くなった。 しかしど…

時刻表復刻版(1978年10月号)

注文していた『時刻表復刻版 1978年10月号』が届いた。 自分が子供の頃最も愛読していたのが時刻表で、毎年ダイヤ改正の度に買っては隅から隅まで、それこそ巻末の広告ページまでボロボロになるまで徹底的に読み込み、様々な条件や縛りを設定して何度も何度…

『進撃の巨人 The Final Season part2』終わる

もう1週間が経ってしまったにも関わらず、『進撃の巨人 The Final Season part2』の深い余韻から未だ抜け出すことができない。 支配者によって改竄された歴史と洗脳と差別と衆愚の姿、それぞれの正義と正義の衝突によって決して止むことのない人類同士の争い…

『カムカムエヴリバディ』

NHK朝ドラ『カムカムエヴリバディ』が終わった。物語は昭和の初めから女三代に渡る100年の物語。 まずヒロインを3人に分けるというのはとてもいいアイデアだった。なにしろ朝ドラというのは一人のヒロインを半年間ほぼ毎日見続けなければならないので、よほ…

大槌町東日本大震災津波犠牲職員状況調査報告書「大槌町役場職員」

3.11の大津波で町長をはじめ業務に当たっていた職員40人が犠牲になるという大惨事になった岩手県大槌町役場。 震災から10年を経過して、ようやくその時職員一人一人がどこにいて何をしてその瞬間を迎えたのか、関係者の大半が亡くなっていて困難を極めたであ…

『黄金の日日』(1978)

大河ドラマ『黄金の日日』のアンコール再放送が終わった。実に44年前のドラマで、子供の頃観たような気はするがほとんど内容は記憶に残っていなかったので、とても新鮮に楽しむことができた。 主人公は武士ではなく戦国時代の貿易商人納屋助左衛門ということ…

大相撲春場所

大相撲春場所、関脇若隆景初優勝!優勝決定戦での高安との両者力の限りを尽くした死闘は名勝負として語り継がれるだろう。 若隆景の決して大きくないが筋肉質の身体と正攻法の相撲はあの千代の富士を彷彿とさせ、本当に見ていて爽快感溢れる気持ちのいい今後…