チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

8月に読んだ本

伊東潤『峠越え』

凡庸なる己を自覚する家康。

故に目の前の山を着実に一つ一つ乗り越えることで生き残ってきた。

そしてさらなる大きな山が次々を目の前に現れる。

本能寺の変の新解釈。

そして最大の危機伊賀越え。

例によってこの人の作品は登場人物の人物像が活き活きしていて面白い。

峠越え (講談社文庫)

峠越え (講談社文庫)