リトグリ3rdアルバム『juice』のライブDVDが凄すぎて何度も繰り返し観ている。
武道館の時のもあまりの素晴らしさに感動したが、今回のは、メンバーそれぞれの歌を人に伝える上でのテクニック、見せ方など、あらゆる面でそれを格段に上回っている。
メンバーが1人減って5人編成になった分、一人ひとりの技量や表現力が観るものにダイレクトに伝わるようになった。武道館から今回収録の横浜公演まで、その間メンバーの脱退に伴うパート割り直しを経ながらわずか8ヶ月でこの進化は驚異的だ。
特にジャズセッションでの各メンバースキャットの掛け合いの進化ときたらどうだ!
他にも例えばリトグリ独特の、曲中でメインパートを歌って激しくシャウトした次の瞬間には繊細なウーアーコーラスパートに瞬時にチェンジできるといった声の出し入れの驚異的なテクニックも映像とともに存分に堪能できる。
これを観て、やはりリトグリの真骨頂はライブにあり、という思いを更に強くした。
観るたびに異次元の進化を遂げていくリトグリ。
是非多くの人にこの素晴らしさが広く伝わりますように。