2018-08-07 伊東潤『修羅の都』 読書日記 修羅の都 作者: 伊東潤 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2018/02/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 源頼朝が平家討伐を成し遂げ、鎌倉で権力を掌握し、のちに妻北条政子を介して北条家に実権が移り承久の乱へ…という物語。 好きな作家だしテーマも面白いと思ったのだが、なにぶん権力を手中にした頼朝が次第に耄碌し、疑心暗鬼に苛まれ周囲を大混乱に巻き込んでいく…、というお話なので、主人公の頼朝に魅力を感じることができず、正直楽しく読み進めることができなかった。