チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

7年ぶりの遠征スキー

先週のこと、久しぶりに白馬鹿島槍スキー場に泊まりで行ってきた。
ホームゲレンデふじてん以外のスキー場に遠征するのは実に7年ぶりのこと。

それにあたって今の時期気になるのはやはりコロナ対策。
幸い自宅のある山梨県も目的地の長野県も緊急事態宣言の範囲外であり、ここ最近の陽性者数もゼロの日が多いくらいに落ち着きを見せている。
東京都などに出されている緊急事態宣言の解除が近いとのことで、もし解除されたらどっと人が押し寄せることが予想されるが、その前ならばまだ訪れる人も少ないのではないか。
ということで雪も少なくなってきているし、もう行くとしたら今しかない。

自分なりに色々リスクを考えてみたが、基本的に移動は全て自家用車なので不特定多数との接触の可能性はないので、滞在先で注意しなければならないのは、やはり食事時だろう。
スキー場のレストハウスには行かなければいいが、宿の食事は仕方ない。そこだけが心配。

f:id:ongakubakufu:20210324021226j:plain予約はトラベルインのマイカーツアーで。
ここはネット予約で出発前日まで予約可能なので、天気予報を見ながら予定が組める。
目的地は今まで何度も行っている鹿島槍

ここは宿からゲレンデまで車で20分くらいの移動が必要だが、その分大町温泉郷のちゃんとした温泉ホテルに泊まれるのでとてもお気に入り。
しかも安い!2泊3日でリフト券が3日分付いて16,300円!
とはいえ7年前は12,500円だったのでこれでもかなり値上がりしている。
にしたってこれでいわゆるスキー宿ではなく温泉ホテルに泊まれるのだから、心配になってしなうほど安いことに変わりない。
ちなみにGoToトラベルが健在だったならばもっと安く行けたのだが、まあ仕方ない。

宿のコロナ対策は、全ての人が入館時に検温、あらゆる所にくまなく消毒液と非常に念入り。
風呂場は広いし常に換気扇が全開でフル回転している上に、そもそも空いているので密になることはない。実際広い風呂場はほとんど一人で独占状態だった。
心配だったのは食事だが、テーブル間の距離は取ってあるし、時間をずらす工夫は為されているが、やはりどうしても複数のグループが同時に一室に集まることになる。
もちろん出入り口を全開して換気はしているし、客もちゃんとテーブルに着くまでマスク着用しているし、ホテルからも黙食が推奨されてはいるが、やはりどうしても若い人たちが食べながらとなると会話が盛り上がってしまうのは仕方ない。
もちろん酒を飲んで馬鹿騒ぎする連中はいなかったのでそこは安心したが、あまり食堂に長居することなく早々と部屋に戻った。

旅行中懸念されたのはその場面だけで、あとは感染予防の観点からは特に気になる場面はなく、しっかり対策されていると思った。

さてコロナの話はそのくらいにして、スキーに話を戻そう。

f:id:ongakubakufu:20210324021257j:plain初日にスキー場に到着したのはお昼頃。
久しぶりの広いゲレンデに喜び勇んで出て行ったが、雪質は既にシャリシャリのモコモコで力のいる雪でガッカリ。

久しぶりに太ももがパンパンになってしまった。

2日目は朝10時くらいの滑り出し。
しかし雪質は昨日とは打って変わって柔らかいながらもしっかり板が雪を噛んでとても滑りやすい!
だがそんな喜びも束の間、あっという間に雪は悪化し、お昼頃にはまたしても重雪に変身。
昨日もこういうことだったのか。
おまけに1日雨が降り続き、午後には雪が水を含んで全く走らなくなってしまった。

なので反省して最終日の3日目は頑張って早起きして念願の朝イチ出動!
すると昨日の雨が凍ってカリカリではあるが、しっかり圧雪されてとても滑りやすい。
おまけにそれが10時頃になると適度に緩んで、ターンが自由自在に切れる最高の雪質へ。
最高に気持ちの良い雪をしばらく堪能すると、やはり午後になると重雪になってくるのはもう仕方ない。
今回はカリカリバーンから最高の雪質からシャバシャバの重雪まで、あらゆる雪質を経験することができた。
これも春スキーならではであろう。

7年ぶりの広いゲレンデと最高の眺望はとても楽しかった。
お客さんは以前に来た時と比べて半分以下に減っていて、リフト待ちゼロで快適ではあったが、経営が心配になる程だった。
来年も是非また遠征してみたいと思った。
来年はコロナが落ち着いているといいな〜。