ますます盛り上がりを見せている『ウマ娘プリティーダービー』関連。
その重要コンテンツの一つであるアニメ版は、スペシャルウィークとサイレンススズカを主役に描いたSeason1も良かったが、トウカイテイオーとメジロマックイーンを中心にミホノブルボンとライスシャワーの関係や、ツインターボやナイスネイチャなどの個性的な脇役陣までをも含めた群像劇に仕上げたSeason2の出来がとにかく素晴らしく、ウマ娘の人気を決定づけたと言っても過言ではない。
そんな中、アニメのSeason3を予想する声が各所でかまびすしい。
自分もSeason2には毎回涙を搾り取られるくらい感動したので、Season3が今からとても楽しみだ。
そこで自分なりのSeason3を予想してみようと思う。
まず現時点で登場済みのウマ娘の中から個人的に有力と思われる主人公を時系列に則ってピックアップしてみる。
1. オグリキャップ＆タマモクロス＆スーパークリーク&イナリワン
7.ゴールドシップ＆？？？
といったあたりか。
これを一つ一つ検証してみる。
まず1.のオグリキャップ。
これは現在『ウマ娘シンデレラグレイ』としてコミックが絶賛連載中で、その出来も素晴らしい。
言わずと知れたオグリキャップの物語はもちろん信じられないくらいドラマチックだし、それを彩るライバルたちも個性派揃いで多士済々な上に、ゲームにも実装されている馬も多い。
当然今後間違いなくアニメ化されるだろうし、今から楽しみだ。
しかしまだコミック連載中であり、物語も壮大すぎることから、アニメ1シーズンで終わらせてしまうにはあまりにも勿体ない。
タイトルも『シンデレラグレイ』だし、内容も萌え要素ほとんどなしのシリアスなスポ根モノなので、これは『プリティーダービー』とはまた別物のシリーズとして今後展開していくのではないだろうか。
次に2.のいわゆるBNWの3頭。
これは史実の物語としてはライバル関係のストーリーとして最高に面白いが、もう既にSeason2で触れられてしまっている。
単独の物語として観てみたかったが、再度改めてというのは残念ながら難しいだろう。
3.のナリタブライアンとマヤノトップガン。
これはSeason2の主人公トウカイテイオーと同室だったがほとんど寝ていたマヤノトップガンがついにお目覚め！という伏線もバッチリだし、上の画像の集合画像でも1期主役のスペシャルウィークの後ろのセンターポジションにいたり、映画のトップガンとコラボしたりとマヤノトップガンは運営から推されているので、可能性はかなり高いとみる。
栄光と挫折と復活というトウカイテイオー同様のスポ根王道路線という意味ではナリタブライアンもドラマチックだし知名度も高いが、いかんせんウマ娘としてのナリタブライアンのキャラがどうにもヒロイン向きではないのが残念。
そこでヒロインになるのはマヤノトップガンの方だと思われるが、ここで重大な問題が。
この2頭を描くにあたって絶対に外せないのがサクラローレルの存在。
しかし現時点でアニメにもゲームにもサクラローレルの存在は描かれていないのが気になる。
そして4.のテイエムオペラオーとメイショウドトウ。
こちらは2頭とも実装されているので実現は可能と思われる。
しかしながらテイエムオペラオーがあまりにも強すぎるので物語としては史実同様面白みに欠けるのではないか。
あとはやはりナリタトップロードの存在も外せないが、いまだ実装はされていない。
5.のアグネスタキオンとマンハッタンカフェ。
こちらは2頭ともゲームに実装されてはいるが、やはりこの2頭を描くにはジャングルポケットとクロフネの存在は外せないところ。
アグネスタキオンとマンハッタンカフェの活躍時期もずれているのでこれもライバル関係としては難しいか。
6.ダイワスカーレットとウオッカ
この2頭は既にアニメ内でチームスピカの一員としてすっかりお馴染みなので、描きやすいし視聴者にとっても最もすんなり馴染みやすい存在だろう。
しかしライバル関係の物語としては申し分ないが、オスの「ウマ男」の存在がないこの世界で、オークスを蹴ってあえてダービーに果敢に挑戦して勝ったウオッカの意義が、微妙な領域に踏み込んでしまう感じでなかなか難しいかもしれない。
二人の関係性も常にいがみ合ってケンカばかりしていて、これが毎回続くと思うとやや辛い。
7.ゴールドシップ。
こちらはすでにアニメやゲームで大人気のキャラだが、ライバル関係を描くとなるとなかなか思い浮かばない。
強いて言えばジェンティルドンナやオルフェーヴルかジャスタウェイといったあたりだと思うが、これらはどれも実装されていないので難しい。
やはりゴルシにはこれからも独自の存在として我が道を突き進んで欲しい。
最後に8.のキタサンブラックとサトノダイヤモンド。
こちらはSeason2のラストがこの二人がトレセン学園に入園するところで終わっているので、この流れでSeason3はこの二人、というのが有力とされる根拠になってはいるが、いかんせんまだ時代が新しすぎて、他のライバル馬が全く実装されていない。
この2頭もライバル関係とするにはやや疑問だし、何よりまだ現役種牡馬としての評価が定まっていない状態で描くにはちょっとリスクが大きいと見る。
さて、以上8つを検証してみたが、この中で個人的にもっとも可能性が高いと思われるのはズバリ、3.のマヤノトップガンと見る。
しかし最大の問題はサクラローレルの不在。
そこで敢えて逆手を取ってそのサクラローレルを主人公にしてしまうというのはどうだろうか。
物語としてもダービーや天皇賞直前の毎度これからという所で度重なる故障による長期休養から、ついに出走叶った春の天皇賞でナリタブライアンとマヤノトップガンを一気にぶち破るという華麗なる復活劇のドラマ性も申し分ない。
アニメスタートと同時にゲームでも実装して同時進行すれば話題沸騰間違いなし。
権利関係ではすでにサクラバクシンオーやチヨノオーがいるのでクリアできるはず。
ここまで実装がなかったのはこの為の温存では？などという憶測も楽しい。
すでに実装済みのマーベラスサンデーもいるので役者は全て揃う。
当ブログでの結論は
「アニメSeason3の主役はサクラローレル！」
と予想して、今後の発表を楽しみに待ちたい。
