コロナ禍よりずっと前からほとんどの時間を家で過ごす自分たちにとって、これからの生活で最も重視することは何か？
それは何よりとにかく「家事の負担軽減」に尽きる。
雨の日も風の日も朝から晩まで休みなく否応なしに家事は毎日やらなければならないし、そこには休日も定年退職も存在せず、死ぬまで続く重労働だ。
中でも最も重労働なのが、掃除、洗濯、食器洗いの3つだろう。
他の生活部分はいくらでも倹約しても、この「3大重労働家事」はお金をかけてでも最優先で軽減するべきだと思っている。
という意識のもと、近年、掃除は自動掃除機（ルンバではなく中華製だが拭き掃除もできる優れモノ）で床掃除の手間がなくなり、洗濯はドラム式洗濯乾燥機の導入で洗濯物干しの重労働から一気に解放され、劇的に負担を軽減することができた。
残るは食器洗いなのだが、まずタンク式食洗機は毎回手動での水汲みがそもそも重労働になるので却下。
分岐水栓を取り付けてそこから水を自動で給水するタイプはパナソニックの独占なのだが、以前購入を検討した際にウチの台所はシンクの横のスペースが狭くサイズ的に置けないことがわかって、購入寸前で泣く泣く断念していた。
しかしそのパナソニックが昨年スリムタイプの新機種を発表し、調べてみるとその機種ならばウチのシンク横にも置けることがわかって早速購入を決めた。
それにあたっては分岐水栓の取り付けという作業が必須なのだが、調べてみるとどうやら工具さえあれば自分でもできそう。
ウチは賃貸だが、そんなに難しい作業ではないので出る時に原状回復すれば何とかなるだろう。
というわけで食洗機本体以外に揃えたのが、分岐水栓（パナソニックのサイトに現在使用している水栓の写真を送れば適合するものを教えてくれる）と、モンキーレンチと、レンチでナットを回す際に水栓自体が一緒に回ってしまわないように固定する専用工具。
まずレバー部分を引っこ抜いて取り外し、専用工具で水栓を固定しながらナットを回してカバー部品を取り外す。
取り外したところ。
そこに購入した分岐水栓を乗せる。
取り付けた分岐水栓の上に元あった部品を乗せて戻して出来上がり。
これが完成形。
CB-SKH6というのが今回購入した我が家の水栓に適合する分岐水栓。
左側に伸びるのが食洗機給水部分。
そしていよいよ食洗機本体（Panasonic NP-TSK1）を設置。意外と重い！💦
おぉ、ピッタリ！！！
開けたところ。
扉が前にせり出さず上部に開くので、蛇口やレバーに干渉しない。素晴らしい！！！
早速毎日使っているが、食洗機専用の非常に強力なアルカリ性洗剤で高温のお湯を使って油分を根こそぎ分解しながら洗浄するので、出来上がりはどんなにしつこい油汚れでも手洗いではなかなか取れなかったヌメリ感は一切なく、キュキュッと音が鳴るピカピカの仕上がりに感動。
今までは油物とそれ以外は別々にして洗っていたが、これからはもうそんなこと気にせずガンガン重ねちゃって突っ込んでも大丈夫。
あらかじめお皿についた食べ残しなどの固形物は予洗いで軽く落としておく必要があるが、そんなことは全く手間にならず、とにかく全てが手洗いよりもずっと綺麗になるのが凄すぎる。
スリムタイプで入るか心配だったフライパンもギリギリ入るが、テフロン加工のフライパンは洗剤が強力ゆえにダメージを与えてしまうので推奨されていない。
しかし考えてみたらフライパンなんてそもそも安物をテフロンがダメになる1年ごとに買い換える使い捨て式だったので、もうこの際気にせずじゃんじゃん入れてしまうことにした。
フライパンにこびりついた油汚れを毎回手洗いで落とす手間を考えたら、細かいことは気にせず食洗機に任せて洗ってもらう方が絶対にいい！
更には毎回空いたスペースに魚焼きグリルの網や、戸棚に入れたまま何年も使っていなくてベタベタに曇ってしまったグラスなんかも一緒に突っ込んでみんなピカピカにしては喜んでいる。
排水口のゴミ受けカゴなんかもピカピカになるらしいので今度やってみる。
食洗機では洗えない材質や、入れにくい形状の食器は、食洗機で使うことを前提に今後少しずつ入れ替えていこうと思う。
ここまで便利だともうお洒落さやこだわりよりも食洗機優先主義！
おまけに、よく考えてみたらこれで食器洗いによる手荒れからも永遠に解放されるということではないか！
もう何から何までいいことづくめで、本当に買って良かった。
これがあるだけで家事の手間を劇的に軽減すると同時に、毎回ピカピカの食器に感動することができ、手荒れからも解放される、全ての人にオススメしたいいいことづくめの現代おうち生活に必須の最強家電だと思います。
便利なものは積極的にどんどん使おう！！！
