さて、そんな大規模な人権侵害が今まさに隣国で行われている中、中国に対して何のアクションも起こそうとしないどころか、毒入りギョーザ問題で「中国は非常に前向き」などと評価してしまう首相のいる我が国で今、トンデモない法案が出されようとしている。
名前だけ聞くと素晴らしい法案に思えるが、この耳障りのいい名前の裏に大きな問題が隠されている。
俺が問題だと思うのは、「人権侵害」の定義が曖昧なことと、人権委員会が強大な権力を持ってしまう事。
これによって、正当な批判意見が、恣意的な解釈で「人権侵害」と訴えられる危険性がある。要するに「人権侵害された！」と叫んだ者勝ち。
男女の関係でもあるよね。一方的に「あなたは私を傷つけた！！！！！」と泣き叫べば、言われた方は途端に思考停止に陥ってしまうアレ。
まあ色んな意見があるだろうけど、ここは政治を語る場ではないのでこれ以上は詳しく語らない。
関心のある人は是非ググって調べてみて、自分で判断してちゃぶだい♪
まあそんな能書きはともかく、3月のある日、その人権擁護法案に反対する集会に、俺の大好きな中川昭一氏や平沼赳夫氏が出ると聞いて、政治家マニアの血が騒いだ。
俺は選挙の時は、政党を問わず、近くに政治家が来る時は必ず見に行くくらいの「政治家ミーハーマニア」だ。その中でも好きな政治家トップレベルにいる中川・平沼両氏がタダで見れるとあってはこれは行かずにはいられない！！！
会場の憲政記念館にちょっと遅れて着いてみると、もう既に入り口から入り切らないくらいの人が集まっていたが、なんとか人をかき分けて空いていた前の方の席に座る事ができた。
目の前では平沼さんが熱弁を振るっている。うひょー近い！！！
壇上にいる議員を見てみると、おお！自民党のジャンヌダルク(?)、稲田朋美氏がいるではないか！！！
司会を務めるのはテレビでもおなじみの西川京子氏。
その他にも島村宜伸氏、古屋圭司氏、戸井田徹氏、衛藤晟一氏などといった自民党の中でも良識を持った錚々たるメンツ。ミーハーな俺にとってはこれだけでウハウハだ。
他の党の議員もいるともっとウハウハなのだが、まだ自民党内での議論の段階なので、これは仕方ない。
そして実はこの法案、以前にも何度か提出されかけて、その度すんでの所で廃案になってもまたぞろ出て来るゾンビのような法案で、三年前に行われた反対集会にも俺は足を運んでいる。その時に反対の中心に立ったものの、その後の郵政選挙で造反し、あの刺客片山さつきに負けて落選してしまった城内実氏がいたのに驚いた！
久しぶりに見る城内氏は相変わらず意気盛ん、弁舌も素晴らしく、こういう真に国を思う熱意を持った人にまた是非国政に戻って来て欲しいと心から思った。
この法案、まだ自民党内での議論の最中だが、対する民主党は更に輪をかけてひどい独自案を用意しているらしいので、なんとか自民党内で止めて国会に提出しないように、良識のある議員の皆さんには全力で頑張って欲しいものだ。
表には出ていないが、この反対運動の後ろには、麻生太郎氏、安倍晋三氏という大物がバックアップしていることも心強い。安倍さんも理不尽なバッシングから回復して、今はチベット人と会談する等、また積極的に動き出しているようだ。是非また表舞台に復帰して欲しいね。
中川昭一はよか男たい。
