チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

チベットと人権 -その1-

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チベットでついに民衆が立ち上がった。

そしてその騒乱と弾圧により多数の死者が出ている模様だ。

ここ数年で中国のチベット東トルキスタンに対する苛烈な弾圧の歴史を詳しく知り、大きな関心を持って注目していたが、「ついにきたか」という思い。

オリンピックを前にしたこの時期は、全世界にアピールするには絶好のタイミングだ。

自分は今この場面で、闘う彼らに対して何ができるか。

俺は音楽に政治を絡めることには否定的なので、単なる一個人として。

まずはチベットの国旗を用意する事から始めよう。

ちなみにかつて天安門事件が起きた時、俺は『肖像のある庭』という歌を作った事がある。

もちろん「肖像=毛沢東」のある「庭」というわけで天安門広場の意味で、自分としては痛烈に中国共産党を批判した歌のつもりだったのだが、

・・・誰もわかってくれなかったよ(泣)。まあそれだけ未熟だったということだ。

あのビョークは、先だっての上海公演で『Declare Independence(独立を宣言せよ)』という曲中で「チベットチベット!!」とやって中国政府を激怒させたみたいだな。

そこまでやれたらあっぱれ。

それにしても中国という国。これだけ世界を敵に回して一体どうするつもりなのか。

教科書に靖国から始まって、環境汚染についには毒入り食品、そして度重なる侮辱的言動。

今までずっと我慢してきた温厚な日本人も、さすがに堪忍袋の緒が切れるよ。

そしてこれほどの重大な人権侵害に対して、日本国内の人権、反戦平和運動団体はさぞかし批判のアピールをしていると思いきや、それがビックリするほど反応が鈍いそうで。

思えばこれと同じ事は中国の核実験の時にもあって、あの時もことごとく反応は鈍かったよね。

同盟国であり、日本を攻撃する可能性はゼロに近いアメリカに対しては何かにつけて大規模なデモを起こすのに、ミサイルの照準が我が国に向いている隣国中国に対しては、沈黙を守る。

・・・なんだかね。

「お里が知れる」

この言葉が的確に当てはまる。

かく言うように、「平和」「人権」というのはとても耳に優しい。そして誰も反対できない崇高な理念である。

しかしその言葉を隠れ蓑に、何やらよからぬ事を企む者たちが多いのもどうやら事実のようだ。

そして政治家たちも・・・。

何やら今、この日本で妙な動きが・・・???

続きは次回♪

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