チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

国会面白いな

久しぶりに国会が面白い。

民主党が政権を穫って早二ヶ月。

どういうわけか中々開かれる事なく引き延ばされ続けた待望の国会がようやく始まった。

その間、予想されていた事ではあるが、民主党政権は早くもあちこちでボロが噴出してしまっている。

野党時代の無責任なマニフェストが、いざ責任政党となった事で整合性が取れなくなっているのが最大の要因だ。

マニフェスト至上主義を取る限りは常にこの矛盾が付きまとうだろう。

野党時代の単なる政権批判ありきの無責任な発言がブーメランとなって返ってきているのも自業自得ではあるが非常に痛い所。

とはいえ、良きにつけ悪しきにつけ政治が毎日ニュースをにぎわすようになったのは素直に評価したい。

方や自民党は、野党となり今までと攻守逆転した事で、今まで散々いじめられた分ここぞとばかりに予算委員会の質問者に大島理森町村信孝加藤紘一石破茂菅義偉舛添要一等エース級を揃えてきた。

町村さん,加藤さんは、ベテランらしく政治を一から教え諭すようなあたかも教室のような雰囲気。

石破さん舛添さんはさすが思わずうなってしまうような鋭い質問。

しかしそれ以上に驚いたのが、柴山昌彦齋藤健稲田朋美といった若手議員の質問が素晴らしかった事。

特に齋藤健氏は一年生議員ながら非常に堂々とした質問ぶりで感心した。

若手にこれほどの人材がいる事がやはり腐っても鯛、これぞ自民党の奥の深さを物語る。

今回の選挙で同様の優秀な人材がどれほど落ちてしまったかと思うと、いかに国家にとっての損失であったかと悔やまれてならない。

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自民党ホープ稲田朋美

とはいえまだまだ物足りなさも正直大いに残る。

鳩山首相の偽装献金問題、小沢幹事長西松建設問題、その他政策面ではマニフェストとの山ほどある矛盾点など、突っ込みどころがあまりにも多過ぎるせいか、そうでなくてもしどろもどろしている閣僚を前にあっさりと手を引っ込めて、「もっと突っ込めるのに」と歯痒くなるシーンが何度もあった。

鳩山さんは比較的のらりくらりしているが、岡田さんや赤松さんなどは質問に対して感情的になったりして見苦しい所があった。

全体的にどうみても閣僚側が追いつめられてしどろもどろになっているのに、相変わらずテレビの報道では恣意的に編集され『意地悪な自民党の攻撃を巧みにかわす我らが鳩山総理』みたいな偏った印象操作がなされている。

これは本当にどうにかしないといけない。

テレビ局の恣意的な編集と情報操作に負けない為に、是非皆さん以下のサイトでノーカットで見て判断して下さい。

衆議院TV

参議院審議中継

後ろにチラチラうつるみずほちゃんの生足が気になって仕方ない。

本人も意識してるのか、しきりに裾を直したり膝掛けをおいたりするのがまたもーなんともね。

それにしてもここまで鳩山政権を見て来て、閣僚の中でみずほちゃんが比較的まともに見えてしまうこの状況は一体どうなんだ???

しかしそんな中でも最も気になったのが、閣僚が答弁したあとに入る意味不明の拍手。

これは所信表明演説の時から気になっていた。

まるで共産主義国の独裁者か、宗教団体の教祖の演説を聞いているようなタイミングで入る満場の拍手。

これは非常に気味が悪い。

聞くところによると民主党の新人議員が大量に拍手要員として動員されているらしい。

閣僚が逃げの答弁をしても何でもかんでも拍手するもんだから、自民党の質問者に「ここは拍手するような所じゃありませんよ」とたしなめられるシーンも何度かあった。

これ,本当に気持ち悪い。

民主党の大量の新人議員の質も大いに疑問だ。

小沢チルドレン」などと呼ばれて甘んじているようだが、どうも単なる員数合わせの駒としてしか扱われていない気がする。

各議員の自由な発言と個性が完全に封じられてしまっている。

議員立法が禁じられた事などその最たるものだ。

小泉チルドレンの時も似たような事を思ったが、全く違うのは彼らは自由な発言が出来た。

タイゾー議員のような問題が出てきたのも自由な発言があっての事。

小沢チルドレンたちは全く表に出て来なくなってしまった。

仮にも選挙区で即戦力の代表として選ばれた自覚を持って仕事をして欲しい。

選挙区の有権者は政治の素人を選んだ覚えはないはずだ。

今さらのんきに研修など受けている場合ではないと思うのだが・・・。

さて、論戦はまだまだ続く国会だが、ここにきて民主党の中でも俺の最も好かない山岡国対委員長外国人参政権法案を今国会に提出する動きを見せた。

俺が民主党政権で最も危惧していた法案なのだが、予想よりも早い段階で出てきてしまった。

マニフェストには巧妙に隠されたこの亡国の法案、実は民主党はこれが一番やりたかったのである。

マニフェストではおいしいエサをバラまいていたが、その裏にはこういった法案が隠されていたのである。

マスコミもそれには一切口をつぐんでいたせいで、選挙の時にそれに気付かなかった人があまりにも多かった。

風雲急を告げるこの国会、俄然予断を許せない状況になってきた。

国が滅びるかどうかの瀬戸際がいきなりやってきた。

皇国の興廃この一戦にあり。

各員一層奮励努力せよ 。

是非下記のサイト等でこの法案の危険性を知って下さい。

http://www.geocities.jp/sanseiken_hantai/

http://f47.aaa.livedoor.jp/~practice/001a.html

全ての日本国民、注視せよ!!!