チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『スターリンの葬送狂騒曲』

そのタイトル通り、スターリンの突然の死から最終的にフルシチョフが権力を掌中に収めるまでの大混乱と権力闘争をブラックコメディタッチで描いた作品。 コメディタッチとは言え、実際には映画中ひっきりなしに人々が処刑され、ギャグも日本人には馴染めない…

『野火』

『野火』と言えば、中学生くらいの時に初めて読んで、人肉食というタブーを描いたそのあまりの衝撃に震撼し完膚なきまでに叩きのめされ、それまで児童文学くらいしか知らなかった自分に「大人の本格小説というのは物凄いもんだ」というのを教えてくれた大岡…

『ハイドリヒを撃て!』

第二次大戦中、ドイツ支配下のチェコのレジスタンスの実行部隊が、ナチスNo.3と言われて暴虐の限りを尽くして恐れられていたハイドリヒを暗殺する計画の一部始終を描いた映画。 映画後半、作戦実行シーンからその後のナチスによる報復のレジスタンス掃討作戦…

2度目のキャンプ

2度目のキャンプに行ってきた。場所は前回同様西湖。ここは安くてとてもよい。2度目ということで色々慣れてきたので、今回は食材も用意してみた。ホタテ焼き美味かったლ(´ڡ`ლ) 今回は前回のように強風や雨に悩まされることがない穏やかな夜だったので、ぐっ…

The Beach Boys『Keep An Eye On Summer - The Beach Boys Sessions 1964』

ビーチボーイズ50周年企画未発表テイク集、1964年のも出ていたことに気がついた。 1964年のビーチボーイズといえば、出す曲出す曲大ヒット連発の名曲だらけのまさに黄金期ど真ん中。個人的にはビーチボーイズとシュープリームス、そしてジャクソン5の音には…

The Beach Boys『1968 - I Can Hear Music The 20/20 Sessions』

ビーチボーイズ50周年企画、続いては『1968 - I Can Hear Music The 20/20 Sessions』こちらは1968年に録音された『20/20』の未発表セッション集。 ビーチボーイズの暗黒期はまだまだ続いており、マハリシ・ヨギとのツアーは大失敗に終わり、ブライアンの精…