チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

荒井由実・松任谷由実

『ユーミン万歳!』解説動画

『ユーミン万歳!』のリミックスに関して、松任谷正隆氏がエンジニアのGOH HOTODA氏と解説している動画を見つけた。 自分は4年前に当ブログでユーミンの全アルバムレビューをしたが、アルバムごとの当時の評価などは全く知らずに完全にまっさらな今の耳で初…

「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」

「ユーミン万歳!〜松任谷由実50周年記念ベストアルバム〜」の新たな2022 mixが新鮮すぎて昨夜は眠れなかった。 まだ一聴しただけで聴き比べたわけではないので詳しくはわからないが、第一印象としてはオリジナルの過剰なエフェクトや時代掛かったデジタル臭…

30年遅れのバブル

松任谷由実 - リフレインが叫んでる 1988年。時はバブル絶頂期、この曲が街中で流れていたのを覚えている。 この映像に出てくる若者たちはたぶん同世代だと思うが、こうしたDCブランドに身を包んでユーミンの音楽とともにバブルを謳歌する、今で言う「リア充…

松任谷由実 TIME MACHINE TOUR 日本武道館

昨日のユーミン武道館から一夜明けても未だその余韻から醒める気配がない。 とにかくその舞台装置、演出、衣装、そして何より優れた楽曲、これほどあらゆる方面で観客を楽しませてくれるエンターテインメントショウは他を探しても中々ないのではないだろうか…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその12ー短評とまとめ

去年の9月にサブスクリプション音楽配信サービスで全アルバムが配信されたのをきっかけに、これまでほとんど聴いてこなかったユーミンをこの機会に聴いてみようかなと軽い気持ちで思い立った。 正直、ユーミンは以前はあまりいい印象がなく、それどころかど…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその11ー(2003)

1973年の『ひこうき雲』から2016年の『宇宙図書館』まで、実に43年間に及ぶユーミンの全てのオリジナルアルバム38枚を辿ってきたが、その間2003年にユーミンが他者に提供した楽曲のセルフカヴァーアルバムがあった。全曲新録でおまけにかなりクオリティも高…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその10ー(2013-2016)

長きに渡って荒井由実デビュー作『ひこうき雲』から1作ずつ追ってきたアルバムレビューもついに最新作までたどり着いた。 時代はいよいよ2010年代。還暦を迎えようとするユーミンである。 37. POP CLASSICO('13)松任谷由実 冒頭、オーケストラのチューニン…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその9ー(2004-2011)

最近になってユーミンを聴き始めた自分にとって、先日の紅白歌合戦出場は非常にタイムリーだった。とはいえ、最近の彼女の生歌には不安のほうが大きく、生出演には半信半疑だった。しかし蓋を開けてみたら、そんな不安はどこかに吹っ飛ぶほどのさすがのスタ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその8ー(1997-2002)

90年代に入り、『真夏の夜の夢』『Hello,my friend』『春よ、来い』と続けざまに大ヒットを飛ばしたあと、そう言えば自分の記憶ではパッタリとユーミンの曲の印象は残っていない。 実際、当時はドリカムなど若手の台頭があり、一気に世代交代の波が押し寄せ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその7ー(1993-1997)

80年代後半から90年代にかけてのバブル絶頂期のバカ売れ時期を過ぎ、社会的にはバブルは弾けるも更なるセールスを求められる中、新たな音楽を探求し続ける試行錯誤の時期に入った感がある。 さて、そんな状況で90年代のユーミンは一体どんな作品を作っていっ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその6ー(1989-1992)

時代はついにバブルに突入し、ユーミンのアルバムもシンクラヴィアを導入したド派手なデジタルサウンドや歌詞の内容などにその影響が色濃く現れるようになってきた。 80年代前半はクオリティの高いアルバムを連発していたが、前作でその勢いが突然失速したこ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその5ー(1985-1988)

ユーミンのアルバムを時代順に1枚ずつじっくり聴くことを始めて、少しずつ時代を追って追体験していくうちに、いつしか「次のアルバムはどんなだろう?」と、ワクワクしてきている自分に気づいた。同時に当時の時代の空気なんかも併せて思い出すことで、その…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその4ー(1982-1984)

前作、名盤『昨晩お会いしましょう』からいよいよユーミンの80年代快進撃が始まった。 13. PEARL PIERCE('82)松任谷由実 前作『昨晩お会いしましょう』に引き続き、落ち着いたAORサウンドに更にブラック・コンテンポラリー要素が加わった感じで、聴いてい…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその3ー(1980-1981)

いよいよここからユーミン黄金の80年代に突入する。 70年代最後の前作『悲しいほどお天気』が名盤だっただけに期待したい。 9. 時のないホテル('80)松任谷由実 というわけで黄金の80年代の記念すべき1作目。 名盤『悲しいほどお天気』に続くアルバムで、こ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその2ー(1978-1979)

荒井由実から松任谷由実になり、ここからは自分はアルバム単位で聴くのは全て初めてのものばかり。 5. 紅雀('78)松任谷由実 結婚し松任谷由実名義になって最初のアルバム。 しかし全体を通した印象は浮ついたところが全く無く陰鬱でかなり地味。 楽曲はそ…

今更ながらの後追いで聴くユーミンアルバムレビューーその1ー(1973-1976)

9月26日の当ブログ記事、 で述べた通り、リアルタイム世代であったにもかかわらず、あえてユーミンを聴いてこなかった自分が、この度の全曲配信開始を機に初めてユーミンを最初から順序立ててちゃんと聴いてみようと思った。 それにあたって、折角なので自分…

ユーミン

荒井由実・松任谷由実の全曲がついに配信開始された。 実を言うとユーミンがヒット曲を連発していた頃、ひねくれ者で典型的厨二病だった自分は、時あたかもバブル時代と相まって彼女が作り出した当時のいわゆる女子大生文化みたいなものに対する反発心があっ…