チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

こんな月の夜に

あの男が逝ってしまった。

俺の最も好きだった政治家、中川昭一

日本にとってあまりにも大きな物を失ってしまったこの喪失感は、容易には埋めることができない。

安倍、麻生、そして中川と、真にこの国を考えていた政治家をマスコミの集中砲火で政治の表舞台から引きずり降ろされ、目先の美味しいエサをばらまくその裏でこの国を滅ぼしかねない政策を秘密裏に進める民主党が政権を取ってしまった。

この危機的状況で身体を張って防波堤として戦ってくれるはずだった中川氏を失った事は、この日本の将来にとってあまりにも大きな損失だ。

彼はこの国にとって絶対に必要な存在だったのだ。

この国の将来を牽引して行ってくれる大きな存在だったのだ。

今回の選挙で落選し、みそぎを受けて次の選挙で捲土重来を図り、再びこの国の為に働いてくれると信じていたのに。

死因はまだ定かではないが、今の俺はどうしようもない怒りをどこにぶつけていいかわからない。

マスコミに対する怒りは当然だが、中川さんよ、あんまりじゃないか。

あなたがいなくなってこの国は一体どうなってしまうんだよ!!!

これまで中川さんがこの国の為に成し遂げてきた数々の功績。

マスコミはその功績を一切評価する事なく、それどころか報道すらほとんどしなかった。

それがたった一度のあの会見ですべてこれ幸いと「なかった事」にされてしまった。

それを許してしまった脇の甘さはもちろん本人に責任はあるのだが、それにしてもあの時のマスコミは異常とか言いようがなかった。

ここ数年の間の、安倍、麻生、中川氏らに対するマスコミの暴挙を、そして彼らの功績をろくに知りもしないくせに、それを真に受けて調子に乗って面白半分に叩いていた連中を、俺は生涯忘れないだろう。

本気で、この国はもう、ダメかもしれない・・・。

今の俺には喪失感と、絶望感しかない。

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帰って来てくれよ・・・