最近新しい音源を買った。
実は今の俺の環境は、意外にも「フツーの音」に苦労してたのよ。
例えばストリングスとかブラスとかティンパニとかハープシコードとかみたいな。
どーもその辺の当たり前の「フツーの音」に気に入ったものがなくて悶々としていた。
とはいえ最新の楽器事情にはとんと疎い俺なのだが、その辺をカバーしてくれる音源としてずっと前から欲しかったYAMAHAのmotif。この度新機種が出て一つ前の機種の値段がこなれてきたのでついに手に入れた。
いや~YAMAHAのシンセなんてDX7II以来20年ぶりですよ!
あれだけお世話になっておきながら、その後は「YAMAHAなんて使えるか!」「KORGサイコー」なんて甚だ失礼な生意気な事を言って遠ざかっておりました。
さてその音はというと、実はそのあまりの膨大さ故に実はまだ全部聴き切れていないのだが、まあそんなもんはちょっと聴けばわかる。俺の上記の用途で使用するにはもう申し分のない音だ。
もうシンセもここまで来るとヤマハもコルグもローランドも昔ほど大差はないね。
なんも文句ありません。YAMAHAさん今までごめんなさい。
さすがフラッグシップモデル。これ一台でほとんどの事が出来ちゃうじゃん。
なによりコンピューターから音色のエディットなど全てがコントロール出来るので、ほとんどソフトシンセと同じ感覚で扱う事が出来るのがものぐさな俺にとっては素晴らしい。
っていってもこれももう何年も前の機種になるんだけどね。
いかに俺の中で時間が止まっていた事か。
実はハード音源を買ったのって5~6年前の、いやもっと前か?、TRITON-Rack以来。
最近はもっぱらソフト音源にすっかり頼りっきりになってしまって、めっきりものぐさになってしまってハード音源に手が伸びなくなってしまった。
急ぎで曲作んなきゃ!なんて時はついつい手っ取り早いソフト音源でやっちゃうもんね。
TRITON-Rackを買ったのはちょうどそのハードからソフトに移る時期だったので、買ったはいいものの、ついつい面倒であまり出番がなくて不憫な思いをさせていた。
これで晴れてTRITON-Rackを手放す事が出来る。
っていってもこれは一世を風靡した素晴らしい名器もとい名機なのよ。ただものぐさな俺にとってはmotifが来たからにはもっぱらそっちを使ってしまうだろうってだけで、これはこれでまだまだ現役のいい音してます。
だれか買わない?
不憫と言えばもっと不憫なのが、analersの時に買ったNord Lead2。
こちらは存在をすっかり忘れていて、もう何年もケースから出してもいない。
これを書いていて思い出したのだが、よく考えてみたらなんてもったいない!
これは頑張って使っていこう。面倒くさがってはいけない。高かったんだから元は取ってもらわないとね
というわけで今年後半からの俺の作品にはきっとmotifとNord Lead2の音が高らかに鳴り響いている事でしょう。お楽しみに!!!
早速スパマの新曲で使おうっと♪
そしてもう一つ、これは今やミュージシャンのほとんどが持っているのではないか?
俺の周りでも大ブームの、フィールドレコーダー。
これは主にリハの演奏を録音して家に帰って聴いて反省する為の用途に使う。
もちろん本番の演奏も今までとは比較にならないくらいのいい音で録音出来るようだ。
最近バンドのメンバーにライブの音源を参考資料として渡す時にひどく苦労して、これは買わねばいかん!と痛感してしまった。
このジャンルは最近色々なメーカーがこぞって出していて、形もひげ剃りやスタンガンなど色々でどれがいいのか迷いに迷ってしまう。
まあこの悩んでいる時が一番楽しいんだけどね♪
うーん、それにしても悩ましい・・・。
いろいろと物入りの、夏なんです。