大河ドラマ『風林火山』の再放送が終わった。
11年前の放映当時は最初の数話で脱落してしまったので今回初めて全話完走したのだが、実に面白かった!
何より内野聖陽はじめ役者陣の熱演と大森寿美男の好脚本により、昨今の生ぬるいスイーツ大河とは一線を画す骨太な物語だった。
特に千葉真一演じる板垣信方が迫力満点で印象深い。最近はこういう凄みのある役者がいなくなったな〜。
GACKTの上杉政虎と柴本幸の由布姫は最初どうかと思ったが、いやいや、それぞれなかなか面白いキャスティングだった。
GACKTは人間離れした毘沙門天の化身としてはハマり役だし、柴本幸もいわゆる可愛い姫のイメージとは少し違ったエキセントリックな性格の新しいイメージの姫を好演していた。
単に骨太だけではなく、前田亜季演じるリツとのシーンなどはコント仕立てでほのぼの観られたし、その他にもちょこちょこ悪ノリするシーンもあり楽しめた。
来週からは『軍師官兵衛』か。
これも最初の方だけ見て脱落したが、しばらくして観てみたら面白くなっていたので、また最初から観てみたかった作品なので楽しみ。