注文していた『時刻表復刻版 1978年10月号』が届いた。
自分が子供の頃最も愛読していたのが時刻表で、毎年ダイヤ改正の度に買っては隅から隅まで、それこそ巻末の広告ページまでボロボロになるまで徹底的に読み込み、様々な条件や縛りを設定して何度も何度も机上で日本一周の計画を立てたものだ。(実現したことはないがそれで満足だった)
この度復刻されたのが1978年10月のダイヤ改正号。
この印象的な少女の表紙もとても見覚えがあるので確かに当時持っていたものだ。
ここ数年はこれ以上本を増やしたくないので買うのはもっぱらデジタル書籍になっていたが、こればかりは当時の記憶を蘇らせるために紙の本で手に取って当時のように読みたいと思った。
装丁は表紙の紙質が厚くしっかりしている上にカバーもついているので、あの頃のようにボロボロになることはなさそうで嬉しい。
時代は東北新幹線開通前のエル特急、ブルートレイン最盛期のワクワクが満載の一番楽しかった時代。
その後多くが廃線となってしまった地方ローカル線もまだまだたくさん現役だ。
あの頃の子供だった自分の夢がたっぷり詰まったこの本をまた同じように味わえるこの喜び。
これから末長く楽しみたいと思う。