- 2008/12/06(Sat) -の続きです。
さて、そうして新たに手に入れたiBookで残りの作業は継続できたのだが、問題は逝ってしまったiMacのハードディスクに残された作業中のデータ。
しかし何度電源ボタンを押しても全く電源が入る気配もない。
ただ、壊れているのは電源周りなので、おそらくハードディスクの中身はまだ無事のはずだ。
これがまだ着手したばかりのデータだったらまた一からやり直せばいいのだが(やだけど)
、もうあと1時間くらいの作業で完成間近のデータだったので、どうしてもあきらめきれない。
ただでさえ締め切りも大幅にオーバーしてしまいそうなこの危機的状況の中、このハードディスクの中に入った約二日間の貴重な作業時間と数万円分のデータを何が何でも救出しなければ!!!!!
仕事先に相談してみると、「ハードディスクを取り出して元気なのにつないでみたら?」ということだったのだが、今使っているマシンはOS9では起動が出来ない。ハードディスクだけを入れ替えてDVDから起動してみては?いやしかしその場合保存はどうする?
等々、色々考えてみたが、残りの作業を必至でこなしながらなので、集中力がなく思考が働かない。
そこで素晴らしい事に気がついた!
その壊れてしまったiMacDVの前に使っていたiMac333ストロベリーちゃんがいるではないか!
このストロベリーちゃん、別に壊れたわけではなかったのだが、売りそびれてしまい、おまけにそうこうしている間にリサイクル料金が掛かるようになってしまった。
なので元箱に入れたままもう何年も部屋の隅に置いたまま、処分に困ってほったらかしにしていた。
このストロベリーちゃんにハードディスクを移植してみよう!
時間がない中,ネットで古いiMacのハードディスク換装のやり方を調べてみる。うむ、やってやれないことはなさそうだ。
なのでiMacを二台並べて、過去にDVDやビデオデッキの開腹手術を何度もこなしているこの道のプロフェッショナル、ちゅーの手を借りて開腹手術開始!!!
いやぁそれにしてもこの21世紀に昔のiMacの開腹をすることになるとは夢にも思わなかった。
二台並んだiMac
外から見ても若干デザインが違う
これが裏側
いざ開腹してみると、中身の構造は全く違う
恥ずかしい所をさらけ出してしまってあられもない姿のiMacさん。
ついにハードディスクの取り出しに成功!
そしていざ、ハードディスクを入れ替えたストロベリーちゃんを起動してみる。
ジャーン♪
おぉ、起動した!!!
そして画面が現れた!!!
よっしゃぁぁぁぁぁぁ!見慣れた仕事用デスクトップ画面だ!!!!!
というわけで、無事に作業中のデータは救出され、二日間の時間と数万円分のギャラ、そしてついでに世界の平和は守られたのだ!
ありがとうストロベリーちゃん!!!
捨てないでとっておいて本当によかった・・・
このストロベリーが初めて家に来た時は本当に嬉しかったもんだ。
その時のワクワク感満載の日記はこちら。
↓
うははは、俺がまだピンク頭の頃だ。
当時はiMacがこんなに速くて感動してたんだね~
ポスペ!懐かしいな~。
まだ「テレホーダイ」でダイヤルアップの時代だよね。
11時になるのが待ち遠しくて毎日夜更かしをしていたっけ。
この思い出が一杯詰まった正義の味方ストロベリーちゃん、スパマのメンバーが引き取ってくれることになった。
とはいえ今となってはかなり非力なマシンなので、その辺は非常に申し訳ないが、それでもいいみたい。
まあもちろんメールやシンプルなWEB閲覧くらいならまだまだ全然OKなんだけどね。
意外にも、ケータイでほとんどの事を済ませてしまう今の若い世代は、実はパソコンのハードルが高かったりするんだよね。
なので、まずはキーボードタイプの練習台くらいにはなるかな。
その昔、俺が必死でタイピングを練習した「あしたのジョー」のタイピングソフトもつけてあげよう♪
あしたのために、打つべし!打つべし!!