チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

9月8日  ヤァヤァヤァ!

iPodがやってきた!

遅まきながらついにiPodを手に入れたよ。miniではなく20Gの白いやつね。

でも実際に手にしてみると店で見た印象よりも更に小さいカワイイやつだ♪

この中に自分の持っている音楽のほとんどが入っちゃうんだもんなぁ。

んなわけで早速家にあるCDを片っ端からブチ込んでみた。

気がつくと一日中音楽を聴いていた。こんなのって何年ぶりだろう?

そもそも以前に比べてあまり音楽を聴かなくなってしまっていた。

それというのも、最近のCDって15曲くらい入ってて全部聴くと70分くらいかかるのばっかりで、どーも音楽を聴く以前に「CDを聴く」という作業がかなりの労力が必要になってるんだよなぁ。たとえいくら好きな人でも同じ人物の音楽を1時間以上聴き続けるっていうのは精神的になかなかキツイ。

昔のアルバムの再発なんかでも、未発表バージョンが何曲も入っていたりして結局1時間以上詰め込まれていたりする。これってファンとしたら嬉しい反面、なんつーか慣れ親しんだアルバムの「流れ」みたいのをブチ壊しちゃう気もする。

まあそんなこともあってついついCDをケースから出すという作業が年々億劫になっていたのだ。

ところがこのiPod、全ての曲をもうしっちゃかめっちゃかにしてシャッフルで再生してくれるので「飽きる」ということがない。ていうかこのシャッフル機能がiPodのデフォルトな使い方なのかもしれないね。もうこれが楽しくて仕方ない。

だってツェッペリンの次に鶴岡雅義と東京ロマンチカが出てきたり、コルトレーンのあとにうしろゆびさされ組が出てきたりと、全く予想のつかない展開にスリル満点この上ない。寝る前に聴きだすと次が気になって眠れなくなってしまう。でもこんなハチャメチャな流れでも意外に違和感なく聴けちゃうんだよね。

改めて「いい音楽はジャンルや時代を問わない」ってことをiPodによって再確認してしまったのでした。

とにもかくにもこれで音楽の聴き方が一変してしまいそう。CD登場以来の革命かもね。

なんだか無性に散歩に行きたくなるんだ。こいつを連れて。

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