自民党の歴史的大勝という、郵政法案が参議院で否決された時には想像もしなかった結果をもって選挙が終わった。
それにしてもこの一ヶ月は本当にエキサイティングだったな。小泉劇場と言われようが結果的に多くの人が政治に興味を持ったことはえがったえがった。
自民党が絶対安定多数を得た事で、今後恐らく憲法改正論議が起こってくるだろうね。うん、どんどん大っぴらにとことん議論すればいいと思うよ。議論自体をタブーにしていても何も始まらないもんな。
かたや民主党は惨敗。その理由を「小泉首相のパフォーマンスに惑わされて民主党の政策が国民に伝わらなかった」という人が多かった。う~ん確かにそれも大きいけど、それだけじゃなくてしっかり政策を見ている人もいる事を忘れちゃいかんざき。
そもそも政策以前に見え隠れする民主党の立脚している基本的なスタンスに対して、
「この党に日本を任せるわけにはいかない」
と考えた人も多かったんじゃないかな。特にいわゆるかつての左翼的な思想に全く幻想を持っていない若い世代の人たちの間で。
そこに目を向けずいつまでも、やれ「自民党が」「マスコミが」などと人のせいにしていたら、結局かつての社会党と同じ道をたどってしまうことになっちゃうぞ~。
もちっとがんばってちょーだいよ、民主党。
ちなみに俺の選挙区の今回の勝ち馬投票券は、予想紙の評価では単勝二番人気だったけど、見事的中!
・・・って競馬じゃねえよ。