江戸川乱歩全集 第10巻 大暗室 | 江戸川乱歩 |
日中の興亡 | 青山 繁晴 |
平成 | 青山 繁晴 |
電機の記憶 国鉄電気機関車の忘れ得ぬ光景 | 山本 英登 |
江戸川乱歩全集 第10巻 大暗室 (光文社文庫) (2003/08/08) 江戸川 乱歩 商品詳細を見る |
『怪人二十面相』『大暗室』
誰もが知ってる『怪人二十面相』。
江戸川乱歩がいよいよ子供向け作品を手がけるこれが最初。
自分も子供の頃、今思えばそれが乱歩オリジナルであったかは定かではないけれど、ずいぶんお世話になった記憶があります。
『大暗室』はまるで時代劇のような勧善懲悪もの。
善と悪があまりにもわかりやすくて苦笑してしまうが、物語自体は中々面白い。
ラストには『パノラマ島奇談』『火星の運河』など、乱歩自身の自己パロディも出てくる。
よっぽど好きなんだね~この人は。
★★★★
日中の興亡 (2008/06/21) 青山 繁晴 商品詳細を見る |
今俺が最も信頼する気鋭のジャーナリスト青山繁晴氏。
この本では現在の猫も杓子も中国へという安易な流れに警鐘を鳴らす。
確かに政治体制も国民性も全く異なるこの国、不倶戴天とはまさにこのこと。
日本の政治家たちにもよく考え直してもらいたい。
★★★★
平成 (2002/08) 青山 繁晴 商品詳細を見る |
そしてその青山氏,何と小説まで書いていた。
自分の体験を描いているのか、歴史的瞬間を追い続けたリアルな記者の行動が描かれる。
それにしても多才な人だ。
★★★
電機の記憶 国鉄電気機関車の忘れ得ぬ光景―山本英登写真集 (Bee books) (2002/08) 山本 英登 商品詳細を見る |
かつて大活躍した国鉄電気機関車の黄金時代を追いかけた写真集。
EF57やEF58なんかはあの頃はそこら中にゴロゴロしていた。
電気機関車なんかはそれこそ機能重視でデザインなんてどうでもいいはずなのに、全てカッコいい。
今の「スタイリッシュな」電車なんかよりよっぽど表情があって美しい。
★★★