チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

6月に読んだ本

そういえば先月は読書日記を上げるのを忘れていた。

二ヶ月分連続で行きます。

とはいえここ最近は読書量も減っちゃってるのよね…。

まずは6月分から。

続・日本人が知ってはならない歴史若狹 和朋
王道の日本、覇道の中国、火道の米国青山 繁晴


続・日本人が知ってはならない歴史続・日本人が知ってはならない歴史
(2007/12)
若狹 和朋

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以前にも読んだ名著の続編。

このタイトルは要するに『日本人が知らされなかった歴史』である。

それを逆説的に表現している。

つまり、統治する側に都合の悪い故に隠されてしまった本来の我々日本人の歴史である。

この本を読むと、本当に我々日本人が戦後教えられてきた歴史観はいかに歪められたものであった事を痛感する。

今こそ日本人は自分たちの『本当の歴史』を知らなければならない。

民主党政権の誕生により、この国の崩壊は冗談抜きですぐそこまで迫っている。

それに気付かない人の何と多い事か。

★★★★★


王道の日本、覇道の中国、火道の米国王道の日本、覇道の中国、火道の米国
(2009/08/06)
青山 繁晴

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今最も気鋭のジャーナリスト、青山 繁晴氏。

中国と日本は歴史的に見ても不倶戴天の関係。

近くに位置するからこそ、対立も屈服もあってはならない。

お互い対等に並び立ち、牽制し合って共存していくしか道はない。

それにしても昨今の我が国の論調は、あまりにも経済に偏重し過ぎ、今最も強い中国に屈服への道を急速に突き進んでいる。

経済も大事だが、それ以前に国家としての立ち位置が全く論議される事がないのが不思議でならない。

国家同士としての対等な関係を捨てても中国マネーに屈服する道を選んでいる。

そしてそうしている間にも中国は着々と我が国への目に見えない侵略を完了しつつあるのだ。

これでいいのか・・・。

全ての国会議員はこれを読んで猛省して欲しい。

あまりにも危機感がなさ過ぎる。

★★★★★