振り返ってみたら「読書日記」の5月分から更新してなかった!
なのでこの機会にこのブログで新機能ができたらしいので、早速使ってみることにした。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 上 | J.K.ローリング |
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて | 佐藤優 |
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5) J. K. ローリング、J. K. Rowling 他 (2004/09/01) 静山社 この商品の詳細を見る |
遅まきながら第五巻目。
安定しておもろいな~。感想は下巻を読み終わってから。★★★★
国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて 佐藤 優 (2005/03/26) 新潮社 この商品の詳細を見る |
数年前に世間を騒がせた鈴木宗男に関する事件。その時に一緒に逮捕された外務省職員がこの人。
鈴木宗男と常に行動を共にし、「外務省のラスプーチン」と恐れられ、権勢をほしいままにしていたと報道されていた人物。
当時から俺はどうしてこんな鈴木宗男のような小物でこれほど大騒ぎするのだろう? もっと悪い奴はたくさんいるだろうに、と疑問に思っていた。
もちろん俺も鈴木宗男は好きではなかったけれど、それにしてもあのヒステリックな騒ぎ方は異常だった。
この本を読んで、やはりあれは国策捜査だったということで納得がいった。
確かに当時の鈴木宗男は目立っていて、あの特異な人格もあってあまりいい印象はなかった。やはり出る杭は打たれるということだ。
鈴木宗男という人物は、田中角栄や今話題の村上氏なんかと同様に分類されるとてつもないバイタリティを持った人物のようだ。
頭の回転も速く、記憶力と判断力に突出した能力を持ったまことに政治家向けの人物だ。
ただそれが上手く活かせれば大成功するが、一歩間違うと大失敗に直結する。
それで成功した田中角栄と致命的に違った所はやはり人物の大きさなんだろうな。こればかりは田中角栄には誰もかなわない。
それにしても当時自分にとって最もうるさい鈴木宗男・田中眞紀子という二人の人物を同時に葬り去った小泉首相のしたたかさは驚異的だ。