巷で話題沸騰の副都心線。ちと出遅れてしまったが、実は開業初日に乗って来たぞ~
スーパーマァケットの路上ライブの日が副都心線の開業日でもあったのだ。
場所は原宿。てこたぁ明治神宮前から乗れるじゃないか!!!
ちゅーわけで終わったあと荷物が多かったが乗りに行った。
しかし原宿駅から副都心線乗り場まで結構歩くのな。そりゃそうだ、明治通りの下を走ってるだもんな~。アンプをガラガラ引きずって歩くのは結構しんどかったぞ。
そしてようやく着いた副都心線ホーム。もちろんどこもピカピカきれい
ちょうど列車は行ってしまった直後らしくしばらく待ったが、その間、急行通過駅であるこの駅の通過シーンを両方面で見る事が出来た。思っていた以上にものすごいスピードで進入して来てビックリしたが、風圧が凄い割にはホームドアのおかげでさほどの恐怖感は感じなかった。
俺の目当てはもちろんメトロ10000系!
これは俺にとって近年久しぶりに現れた愛すべき名車である。
まず目を惹くのは前面の曲面を描いた金魚鉢のようなデザイン。カワエエ♪
思わず撫で回したくなるよね♪
そして鍵穴状の形をした前照灯。これはあの名車中の名車、営団300形(丸ノ内線の赤い電車)を踏襲したものらしい。この辺に開発者の限りない愛を感じる。
どーも最近の電車はみな揃いも揃って角目ライトにブラックフェイスでつまらん。
前面デザインというのはやはり「顔」なのであって、角目にブラックフェイスだとどうしても冷たい印象の顔にしかならない。
近年の流行は更に顔を構成する上で最も重要なその「目」をブラックフェイスの中に埋め込んでしまって、一見のっぺらぼうのように見えてしまうものが多い。これはいただけない。
とはいえ最近になってそのアンチテーゼなのか、どこから見ても笑っている顔にしか見えないデザインの電車西武30000系が登場した。でもまあさすがにここまでやると擬人化が過ぎて「かわい過ぎ」なんだよな~。やっぱり一応電車は「メカ」としてのプライドは保って欲しいのだ。しかしその心意気や良し!としたい。
その点、このメトロ10000系は、擬人化とメカニカルな構図と未来的センスと温故知新的愛情の素晴らしいバランスを保っている。
数ヶ月前に有楽町線で偶然乗ったことがあるのだが、外見だけでなく車内も素晴らしい。
車両を結ぶ貫通扉が全面ガラス張りで見通しがいい。そして荷物棚も透明で、天井も高く、とても開放感を感じる車内になっている。
色々なところにアイデアが溢れていて、東京メトロがこの車両に賭けた愛情がひしひしと伝わって来るのだ。これぞまさしく名車。
そんな10000系に開業初日に乗りたかった。
しばらく見送った通過車両や反対ホームの電車は、上手い具合にメトロ7000系だったり西武、東武の車両で10000系はなかなかやってこない。
ということは確率的に自分たちが乗る列車はそろそろ10000系が来る番だ!
というわけで待つこと十数分、ついに電車がやってきた!!!
ドキドキしてカメラを構えると!!!!!
・・・やってきたのは7000系
こいつもなぁ、もうかれこれ30年選手。長いこと頑張っている車両で何の恨みもないんだけど、う~ん・・・10000系に乗りたかった
車内はかなり混んでいる中、先頭車両に乗っていたのだが、それにしてもこの日、どこの駅でもホームでカメラを向けている人がいた。開業初日だもんな~。みんな好きね~♪
・・・って俺もそうか!!!!!!