チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

2月6日  -朽ちゆくものへ-

なんかね、最近、例えば「古い町工場の裏に積み重ねられた朽ち果てた廃材の山」とか、「駅の側線の更にまた引込線のもう何十年も列車が走ってないと思われる真っ赤に錆びて草叢に埋もれてしまいそうな線路」とか、「古い民家(パノピカ)の雨どいから何十年にわたって滴り落ちた雨水の痕」みたいなものに、たまらなく心惹かれるんです。

あと、最近遭遇した同じようなパターンで、「隣接した建物が突然取り壊され、それまでその建物に面していた部分の、あまりにも無防備な姿を白日の下にさらけ出してしまった家」ってゆーのには、胸がいっぱいになりました。これが、表側は何度も改装してキレイにしてあったりするとよけいに、見てはイケナイものを見てしまったような切ない気分になってしまいます。なるんですってば!

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この写真は、近所で散歩の途中に見つけた物件なんだけど、正面のサビの造り出す微妙な模様とか、周囲の草の生え具合とか、なんかいい感じじゃないすか? 最近外に出る時はデジカメ持参で、こんな風景を探して歩いています。

そんなわけで、皆さんの周りにもこんな風景ありませんか? これぞ!という物件をみつけたら、写真を送って下さいな(JPEGでね)。僕の秘蔵コレクションに加えさせていただきます。

~羽毛布団その後~

その後も毎日快適です。で、一つ気がついたこと。

「寝相がよくなった!」

いやマジでさあ、昔からホント寝相悪くって、頭と足の場所が180度回転してるのなんか日常茶飯事だったし、真冬に布団を蹴っ飛ばして風邪をひいたりと、ひどいもんだったんだけど、これがまあ! 朝起きた時にちゃあんと頭が枕の上に乗っかってるんだよ! 布団も全然乱れてなくてぬくぬくしてるし、信じられないよ。寝相ってのは一生直らないもんだと思ってたけど、原因は布団と枕だったんだね~。もっと早く気づけばよかった。