テレビをほとんど見なくなってからずいぶんになりますが、その中やっぱり毎週欠かさず見るのは競馬中継とプロジェクトX、そしてこのNHKアーカイブスなわけです。
そして今週の放送ではまたやってくれました。素晴らしすぎる!
『ダービーの日』。
若き日の岡部幸雄、柴田政人、福永洋一の同期生三人が、ダービーに賭ける思いを語る。それを聞くのは寺山修司。。。
という競馬好きにはもー堪らない内容の1978年放送の番組でした。
なにより福永洋一をリアルタイムで知らない自分にとっては、現役時代の彼が実際に馬に乗り、喋るところを初めて見た。それだけでもう充分貴重なものでした。
そしてその後の三人の辿った運命を考えるとまた堪らない気持ちにさせられました。
この後ダービージョッキーになるには岡部は6年後、柴田は実に15年後。
そして当時誰もが一番先にダービー勝つと思われていたであろう福永は。。。
この番組が放送された翌年にあの事故が起きたんだね。
でもまだこの時は誰もまさかそんなことになるとは思ってもいないんだよね。。。
運命だとか、そんなことを色々考えさせられた番組でした。