今年は遅れていた分、一気にドカンと来たね。
近所の公園に花見に行くと、ちょうど入学式帰りの人たちと重なったようで、公園中が初々しくも華やいだ空気に満ちあふれていた。
まだ着慣れない制服を着て直立不動で撮る記念写真、母親同士で深々とお辞儀をし合う横で落ちてきた花びらを無心に拾うまだ学校に行けない小さな子たち、手を取り合って二人だけに残された時間の中をゆっくりと歩く年配の夫婦。
そんな風景のうしろにはいつも満開の桜がある。それだけでもう無条件で守りたくなる伝統的なこの国の情景だ。
日本に生まれてよかった。この風景の全てが愛おしい。
・・・とまあ例えにわかであろうとも、言ってみりゃ一年の中で最も愛国心が強くなるこの季節。
よりによってそんな時期によその国に何を言われようがあんまり効果はないと思うんだけどね~。
靖国神社の桜はさぞかしきれいだろう。なんてな。