チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

音楽を生み出す喜び

まずは一ヶ月に渡ってお送りしましたbayfm『MOZAIKU NGHIT』ダウンロードバトル、ご協力ありがとうございました!!!

結果は・・・残念ながらまたしても僅差負け!!!くやしーーーー!!!!!

今回はめちゃめちゃ手応えあったんだけどな~、実際ポイント数も前代未聞の大量得点だったらしいんだけど、相手が悪かったとしか言えない!

とはいえそれ以上に、今回は本当にたくさんの方々に応援してもらえたことを心から実感しています。それだけで何よりも本当に嬉しかった!!!ほんとにほんとにありがとう!!!

勝負には負けても、これがあった事で応援してくれる人の輪がどんどん広がっていくのが何より嬉しい。俺たちもそんな人たちの熱い思いに精一杯応えていかなきゃいかん!!!!!

これからもひとつよろしく!!!!!!!!!

とはいえ、実はそんなに落ち込んでいない俺がいる。

なぜなら、それ以上の勢いでレコーディングが進行中なのだ!!!

音楽を生み出すのは本当に楽しい。ましてやそれが一人の作業だけではなく、複数の人たちが関わって共同作業で作り上げていく喜びは格別なものだ。

そこには常に真剣なディスカッションが不可欠だ。少しでもより良いものを作る為の徹底的なディスカッション。それはただ褒めあうだけでは何の進歩もなく、もちろんけなしあうだけの不毛なものでもなく、時には傷つく事もあるが、全てはいい作品を作り上げるという共通の到達点のために必要な、まさに「産みの苦しみ」。生み出している最中は喜びと同時に常にこの苦しみがついて回る。しかしその苦しみを乗り越えた所にある喜びの大きさは何を持っても代え難い。これこそが音楽を作る醍醐味だ。そしてこの苦しみを経て産まれてきたものだけが真に人を感動させる事が出来ると思う。

070316-2.jpg

Co-Producer住野氏とディスカッション中

もちろんそれはレコーディングだけではなくライブも同じ。ただ漫然と演奏するだけではなく、観に来てくれた人にいかに満足してもらえるか、興味を持たない人をいかに振り向かせるか、そんなライブを作り上げるために真剣に話し合って作り上げていく。俺たちはそれを毎回心がけている。

そこには互いに認めあった上での相互の信頼関係が必要だ。

バンドの場合は、常にスタジオで音を出しながらそういったディスカッションは日常的に自然に現れ、時には険悪になることもしばしばあるが、どのバンドもそれを乗り越えていく。しかしペーカンのようなユニットの場合はなかなかバンドのようにはいかない。

しかし今回のレコーディングでは、二人だけでは馴れ合ってしまいがちな部分が、Co-Producerの住野さんやチューリップ氏という、本当にいいものを一緒に作りたいと真剣に関わってくれる人を交えて積極的に議論していく事で、そんな共同作業の持つ本来の喜びと苦しみを久しぶりに実感しながらレコーディングが進んでいる。

これは・・・いいモノできるよ!!!

そして先日は、はじめてリリーの『ブエノス愛の巣』にお邪魔して、リリーの機材を使って丸一日掛けてリリーの新曲のベーシックなアレンジを一緒に作った。

俺としては普段の自分一人で煮詰まるのではなく、人と一緒に音楽を生み出す楽しさを久しぶりに味わった。リリーさんはどうだったかな?

うひゃー音楽って楽しいじゃねえか~!!!この曲は4月発表予定!いい曲だぜ!!お楽しみに!!!

音楽を生み出すということ。

そこにはたくさんの人の思いと愛情が、産みの苦しみを経た上で凝縮されている。

みんなとにかく音楽が大好きなんだ。

そんな人たちと一緒に音楽を生み出す。

多くの人に聴いてもらうため。

それは本当に素晴らしいことだ!!!!!

いい曲作ろう鎌倉幕府!!!!!