本日俺の住んでいる地域で市長選挙がある。
例によってこれまで様々な候補の選挙カーが走り回ってご苦労様でした。
三度の飯より大好きな選挙マニアの俺だが・・・今回は当日になってもまだ誰に投票するか決めかねている。
今回はこれまでの情報によるとかなり接戦で、最終的にはどうやら有力二人の一騎打ちの様相。
以前にも書いたことがあるが、やはり現在の公職選挙法は根本的に改革すべきだと強く思う。
ローカル局でやっていたはずの政見放送は結局一度も見なかったし、演説を聞く機会もなかったので、投票の判断材料は各戸に配られた選挙公報のみ。
しかしこの選挙公報の限られたスペースでは、各候補の主張は通り一遍の抽象的な事しか書かれておらず、一人一人の政策がさっぱり伝わらない。
かといって走り回っている選挙カーは相も変わらず候補者の名前の連呼のみ。
これでは正直、一体誰を選んでいいものか、全くその材料が少な過ぎる。
これでは選挙に関心が持てないのは当然で、投票に来て欲しくないとしか思えない。
前にも書いた事があるが、俺が考える公職選挙法の抜本改革のアイデア。
1.現行法で政策を訴えてはいけない事になっている移動中の選挙カー活動の一切禁止。(名前の連呼のみで意味がないから)
2.スピーカーを使った演説は駅前等、定められた場所のみ。
2.チラシの配布の一切禁止。ポスター貼付は指定の掲示板のみ。(選挙にかかり過ぎるカネの軽減)
3.各戸配布の選挙公報の大幅充実。各候補者に2ページ分のスペースを与える。
4.インターネット及び政見放送専門チャンネルでの24時間政見放送。
5.政見放送の内容は基本的に各候補者が制作する。
これで、候補者の主張を有権者が詳しく知る事ができるし、喧しい騒音も無くせるし、何より選挙にかかるカネが大幅に軽減できる。
これでかなりの問題が解決できるはずなのだが、現行の公職選挙法で当選してきた人達ばかりが集まる国会で、これを改正するのは至難の業だろうな。
あといつも不思議に思うのは、地方選挙の結果がそのまま国政に反映するのか?ということ。
地方選挙で勝った政党が「我が党の主張が国民の皆さんに支持された」などというコメントを出して、マスコミもそれに乗っかった報道をするが、ちょっと待ってくれ!
確かに国政選挙は大いに政党の政策を重視するが、地方選挙は違うだろ。
あくまで候補者の政策そのもので選ぶもの。
その人が自民党であろうが民主党であろうが共産党であろうがほとんど関係ない。
まあ確かに政党の地元支部の運動の今後の体制作りなどには影響するのかもしれんが、ほとんどの一般有権者にはそんなことは全く関係ない。
みんな人で選んでいるはず。
その辺勘違いしてもらっては困る。
さて、選挙の度にどの政党にこだわらず応援演説に来た政治家を追っかけに行く、政治家ミーハーオタクの俺だが、今回の選挙は空振りばかりで非常に寂しい。
民主党からは代表になったばかりの鳩山さん、自民党からは笹川堯氏に山本一太氏、共産党からは小池晃氏が応援に来たらしいが、全て見に行けなかった(涙)。
まあ志位さんならともかく小池さんではイマイチ重みに欠けるし、鳩山さんと一太さんは以前に見た事あるし、そんなに珍しいわけでもない。
しかし笹川さんというのは政治家オタクとしてはかなり意表をついた非常に美味しい人選だったので、見れなかったのが非常に悔やまれる。
あ~会いたかったよ、笹川さん!!!!!
俺?
2年前に至近距離で見た鳩山さん
それはそうと大相撲夏場所、白鵬がついに敗れて日馬富士と並んだ!
これは改めて書くけど、今場所はムチャムチャ面白いぞ!!
優勝争いもさることながら、各力士の相撲内容が素晴らしく、近年稀に見る面白い場所になった。
みんなよく頑張った!!!
千秋楽も頑張れ!!!!!