Season2の主人公はトウカイテイオーとメジロマックイーンだが、それだけにとどまらずミホノブルボンとライスシャワーの対決、そしてそのライスシャワーとメジロマックイーンとの絡み、更にはナイスネイチャ、イクノディクタス、マチカネタンホイザ、そしてツインターボ(!)といった、当時テイオーやマックイーンのような主役にはなりきれなかった脇役たちをライバルの「チームカノープス」としてしっかり焦点を当てた群像劇となっていて、様々な角度から楽しめてSeason1同様、いやそれ以上に本当に面白かった。
特にサイドストーリーのライスシャワーやツインターボのエピソードにはボロボロ泣かされた。
ウマ娘は基本的には史実の競馬を題材にしたスポ根アニメなのだが、主人公のトウカイテイオーとメジロマックイーンはレースではライバルでありながら、普段は同じチームで一緒に練習する互いを認め合う仲良しであり、ライバルと言ってもそこには互いへの悪意が全く存在しないところが特徴で安心して観ていられる。
そしてレースで戦いながら互いの美しい友情を深め合っていくのが尊すぎてもうたまらない。
早くもSeason3が待ち遠しい「ウマ娘ロス」状態に陥っているが、その分をゲームアプリ版の「メインストーリー」で補えるのがウマ娘が「メディアミックスコンテンツ」である強み。
先ごろ公開されたナリタブライアンのストーリーもクオリティが高くいい出来だった。
8月にはライブもあるし、まだまだ当分の間はどっぷり浸かったウマ娘の世界から逃れられそうにない。