チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

K-POPにハマるとは

NewJeansに衝撃を受けてK-POPを集中的に聴くようになって5ヶ月が経った。
色々聴いていく中で、自分の好みや傾向がかなりハッキリと分かれることが段々と解ってきた。

それまで自分が勝手に抱いていたK-POPのイメージは、やたら健康的でスタイルのいい女の子たちがカラフルで目が痛いくらいに明るい中を長い脚を惜しげも無く晒して健全なお色気を振りまいて踊るタイプ、もう一方はゴリゴリのヒップホップでイカついオラオラ系女子が威嚇しまくるタイプで、やはりこの二つのタイプはもう一つ自分には刺さらなかった。

その代わり自分のアンテナにビンビン来たのは、音はヒップホップを取り入れながらもおしゃれなポップ感覚を残しつつ、底抜けに明るいわけではなくどこかダークで内向きな影の部分を纏った感じ。
そこにタイミングよくドンピシャ当てはまったのがNewJeansだったというわけ。

まだまだ聴いてないものも沢山あるが、これまで聴いた中で今のところ自分の好みにぴったり当てはまるK-POP四天王は、NewJeans、Billlie、FIFTY FIFTY、LE SSERAFIMといったところ。
どのグループにも共通するのは楽曲のクオリティが非常に高いこと。結局は楽曲なんだよな。
当初はこの中にIVEも入っていたが、最近出たアルバムがイマイチだったので自分の中では一歩後退。

代わって今後はおそらくここにBABYMONSTERが割り込んでくる事だろう。
まだデビュー前だが、メンバーの実力、キャラクター、歌唱力、ダンススキル、全てが申し分なく今から期待しかない。あとは楽曲だけだが、これも期待して良さそう。
衝撃的なデビューが待ち遠しい。

去年まではまさか自分がこんなにK-POPにハマるなんて思ってもいなかったが、いざハマってしまうと、楽曲はもちろんダンスやパフォーマンス全ての要素において、残念ながら日本のものとは桁違いにクオリティが高い事を認めざるを得ない。

日本の音楽シーンがこれに追いつくのにはおそらく業界の根本的な構造改革が必要で、あと何年かかるかわからないが、それまではK-POPの深みにどっぷりと浸かって楽しませてもらおうと思っている。