チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

MPCに目覚める

最近ひょんなことからMPCという楽器に興味が出て調べている。

MPCといえば30年くらい前から存在は知っていたが、単純にサンプラーとドラムマシンがくっついたようなものだろうという思い込みで、正直あまり興味を持ったことはなかった。
しかし改めて調べてみると、これは凄い!
 
その昔 、AKAIサンプラーでせっせといろんな素材をサンプリングして、それの美味しい部分をカットして鍵盤上にアサインしてライブで使っていたのと全く同じことがいとも簡単にできるのはもちろん、それを組み合わせて構成することで、何の音楽的知識がなくてもこれ1台だけであっという間にカッコいい楽曲が作れてしまうではないか!
しかもそれが2万円台から手に入るとは!!
そうか、ヒップホップの人たちはこんな便利なものを使って曲を作っていたのか。ずるいなぁ😆
今まで自分にとって音楽とはまず最初にコードとメロディありきだった常識が、コードも必要ない、メロディも必要ない、必要なのはリズムとセンスと偶然性のみという具合に一気に崩されて目から鱗だ。
 
MPCにもいろいろなタイプがあって、スタンドアローンで1台のみで完結するタイプであればパソコンの知識すら必要ない。
もし自分に子供がいたらお年玉代わりにこれだけ買い与えて「これで1曲作ってみろ」とやったらどんなものが飛び出してくるか見てみたい。
いや〜、自分が10代の時にこんな素敵なオモチャがあったら1日中没頭して曲を作っていただろうな。今の子は羨ましい。
 
今自分は全く楽曲制作をしていないが、これを手にしたら沢山曲が作れそうな気がするので近いうちに買うことに決定。今すぐにでも欲しい。
今のところAKAINative Instrumentsの2択のようだが、どっちがいいかな・・・。
やっぱり昔S1100でお世話になったAKAIの方が馴染みがあるかな。