上橋菜穂子『炎路を行く者』
以前このシリーズを読んだ時に唯一未読だった作品。
若き日のヒュウゴとバルサの姿を描き、これによって壮大なこのシリーズが全て繋がり完結する。
二人の背景を知ったことでもう一度本編を読みたくなる仕組み。
10年後くらいにまた改めて。
出口治明『「全世界史」講義 I古代・中世編』
自分は日本史は大好きだが、世界史はからっきし苦手のままこの歳まで来てしまった。
なので、この本のように世界史の大きな流れを示してくれるのはとてもありがたい。
固有名詞などは正直ほとんどチンプンカンプンだったが、まずはこの大きな流れをつかんで、興味を持った事項に関しては後でそれぞれ当たってみようと思う。
自分にとって世界史に興味を持つ最初の一歩としては申し分ない。
もう少し地図など図解が充実していればもっと分かりやすかった。
それにしても人間は宗教の名のもとに争ってばかりいるんだな〜ということを改めて思い知る。
キリスト教とイスラム教なんてこんな昔からずっと争い続けてるんだから、今さらどうなるもんでもないということが痛いほどよくわかった。
「全世界史」講義 I古代・中世編: 教養に効く!人類5000年史
- 作者: 出口治明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/01/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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