チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

インデックス投資

去年から始めたつみたてNISAからのインデックス投資
しかし今年の年始に最高値を記録したS&P500が戦争や利上げの不安から以降ずっと下降傾向に入り、ここ最近はずっと含み損が続いていた。
しかし投資素人の自分はこの局面で「積み立て初期の暴落(というほどではないけれど)こそ最大のチャンス」という格言を信じ、いきなりビッグチャンス到来!とばかりに含み損には目を瞑り、毎月の積み立てとは別にほぼ毎日のように追加投資を続けていた。
だがすぐに戻ると思った下落傾向は結局2ヶ月近くも続き、その間にいつの間にか投資した金額は自分には分不相応なくらいの金額に膨れ上がっていた。

それがここ数日で株価指数が一気に反転急上昇し、評価損益はあっという間にプラスに転じ、円安の影響も相まって現時点で含み益がちょっと信じ難い目ん玉飛び出るような金額に増えて驚いている。
結果的に自分の決めた基準値を下回ったら迷わず機械的に毎日投資を続けたことで、株価指数が低迷している時期を満遍なく拾うことができたのが功を奏した形になった。

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しかしこんなにいとも簡単にお金が増えてしまうと、今まで汗水垂らして働いていたのって一体何なんだ?という疑問も頭の片隅を掠めてしまうが、いやいや、これはたまたま今がいいだけで、今後今年に限ってもまだまだ暴落の可能性はあるし、浮き足立つことなく自分に言い聞かせ堅実に続けていきたい。まだまだ先は長い。

とりあえずは現時点で自分の決めたS&P500の基準値(4,500)を超えたので毎日追加はひとまず一段落(長かった😭)し、毎月の自分の定めた額の積み立てのみを続けることにする。
もちろんまた下がる局面があればまたその間を満遍なく拾えるように毎日追加を検討する。

理想としてはこのまま口座を見ることなく淡々と積み立てを続けて、20年後に久しぶりに口座を開いて「え、こんなに増えてたの!?」と喜ぶことが目標。まあそういうわけにはいかず毎日覗いては一喜一憂してしまうんだろうけど。

何にせよ外れたら全てがゼロになってしまうギャンブルや宝くじなどと比べたら、下がったとしても資金がゼロになることはなく、それどころか時間をかければ雪だるま式に増えていく可能性がかなり高いというだけで、インデックス投資というのは非常に堅実な方法だということがこの歳にしてようやく理解できたことが大きい。
特に自分のような社会の底辺の人間にとって少しでも老後の不安を取り除きたい一心の、せめてものささやかな年金代わりの先行投資と思って続けたい。

1年経過した頃にまた経過報告します。