チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

Roland JUPITER-Xm

先日思いがけぬ形でライブをすることになったが、長年ライブから離れていたので手元に楽器がなくてさて困った。
仕方なく仕事用のMIDIコントローラーとして使っていたベリンガーDeepMind 6を初めて使ってみたところ、これがまあ楽器としては非常に使いづらいこと甚だしくて速攻買い替えたくなってしまった。

BEHRINGER DeepMind 6


それからというものずっと最近のシンセ事情を調べていて、検討の結果次に買うシンセは安価でシンプルなアナログ感覚で楽しく遊べそうなRolandのGAIA SH-01にほぼ決めかけた。
今はこんな楽しそうな楽器が安く手に入っていいね。

Roland GAIA SH-01

しかし今すぐに必要というものでもなく実際に購入するのはまだ先になりそうなので、その後もいろいろ調べていたところ、やや値は張る(といっても昔に比べたら安い!)ので選択肢に入っていなかったが、こんな凄い楽器を発見した。
その名もRoland JUPITER-Xm

Roland JUPITER-Xm

往年のRolandのフラッグシップの象徴的名機だったJUPITERの名を冠するだけあって、JUPITER-8はもちろん、JUNO-106、SH-101、TR-808TR-909、XV-5080にステージ・ピアノ RDシリーズ等々、この1台の中にRoland錚々たる歴史そのものがビッシリと詰めこまれている。これが感動せずにいられようか。

唯一気になるのはミニ鍵盤ということだが、近くに実機を触れる楽器店がないので想像するしかないが、演奏動画などを観る限りではミニと言っても自分の思っていたミニ鍵盤ほど小さくはなさそう。
この上位機種に中身は一緒で61鍵のJUPITER-Xというのもあるが、今更そんなデカいのは邪魔でしかないし、もう昔のようにライブでバリバリ弾き倒すこともないので、自宅で使う分にはできるだけコンパクトなのはとてもありがたいのです。

以前紹介したMPCに続いて数十年ぶりに自分の物欲を刺激する楽器が現れた。

MPCとこのJUPITER-Xmがあったらいくらでも曲が作れそう。

・・・と妄想している間が一番楽しいんだよね😅