チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

バリウム飲んで消化不良

先月から始まった体調不良から1ヶ月が経過し、今ではすっかり戻ったので、自分のために経過を記録しておく。

全ての始まりは7月21日の定期健康診断。
ここで胃のレントゲン撮影のためにバリウムを飲んだことから始まった。
自分はどうもバリウムとは相性が悪いようで、毎年バリウムを飲んだ後に決まって数日間消化不良に陥るが、それが今年は特にひどかった。

普通の人は1日で排出されるようだが、もともと消化の遅い自分は貰った下剤だけでは排出し切らず、全部出切るまでに数日を要する。
そうこうしている間に消化不良に陥り、腹には目に見えてガスが溜まり膨満感甚だしく、しまいには後ろから前から、じゃなかった、上から下から大噴射大会が始まってしまった。

こうなってしまうともう胃も腸も消化することを止めてしまい、何を食べても受け付けず、水を飲んでも吸収されずそのまま出てきてしまうので、寝ている間も油断していると粗相してしまう有様。

たまりかねて医者に診てもらうと、腹に聴診器を当てた瞬間に「全く動いてないですね」。
「とにかく腸に動いてもらいましょう」ということで腸を働かせる薬を出してもらう。
腹巻きなどで温めて、マッサージをしたりジャンプしたりするのも有効だそうだ。
ついでにその時点で丸5日間何も食べていなかったので大事をとって点滴も打ってもらう。
とはいえ人間たぶん10日間くらいは何も食べなくても大丈夫なんだろうな、というのは何となくわかった。

ただ薬を貰った以上は何か食べなければいけないので、その時からお世話になったのがゼリーや豆腐や茶碗蒸しなどの半固形物。
特にスーパーで普通に売っている茶碗蒸しの意外な美味しさは新発見で、数日間はこれが主食となった。

ここまでの18日間の体重の推移はこんな感じ。
約-4kg減。

そんな生活をしばらく続け、ようやく胃腸が働き始めてくれたことを実感してからは、腹6分目くらいを心がけるようにしている。
それを超えると途端に膨満感に悩まされるようになる。
まあこれは今に始まったことではなく、今までも食べすぎると多かれ少なかれこんな感じになっていて、月に1〜2度は断食をして調整していた。
そんなわけでもう何年も前から量が多すぎて食べきれないので外食もほとんどすることは無くなってしまった。
更に若い頃から1日2食なので、おそらく1日に食べる量は普通の人の半分以下かもしれない。
それでも自分にとってはこれくらいが一番快調に過ごせるので全く問題ない。

3週間経過して普通に食べられるようになってから今はすっかり完治し、消化活動も快調にこなしてくれている。
体重は10年前くらいの一番太っていた頃よりも約-8kgくらいで落ち着いているので、たぶんこれくらいが自分の最も健康的なベスト体重なのかもしれない。

毎年健康診断に行って体調不良になるというのも皮肉な話だが、こうなることはわかっているので来年以降は事前に医者で薬を貰っておくなど、何か対策を考えたい。