相変わらず幕末ブームはとどまる所を知らない。
それどころかあまりに興味の対象が多すぎて、本を読むのも小説二つ三つを同時進行で進める始末。でもどれもこれもみんな面白いよ、ほんと。
そのうち幕末モノの読んだ本を簡単な感想を付けてリストアップしますね。
そんな中、先月のツアーの京都では、幕末にテーマを絞って歩いてみた。
当時の痕跡はほとんどが石碑の中に残るのみだけど、実際に自分の足で歩いてみることで、幕末の様々な出来事のそれぞれの「距離感」を感じてみたいと思った。
幕末の京、それはすなわち殺戮の歴史でもあるんだけどね。。。
実際歩いてみると、幕末の京都で起きた歴史的な出来事のほとんどが、ごくごく狭い範囲に集中していることに改めて驚いた。
佐久間象山が襲われたのは家を出てすぐの所だったんだなぁ、とか、武市半平太や坂本龍馬や中岡慎太郎が住んでたのって土佐藩邸の目と鼻の先じゃん、とか、池田屋って長州藩邸からこんなに近かったの?!、とか色々ね。
この「距離感」を自分の中である程度掴んだことで、小説を読んでも情景が浮かぶようになって、ますます面白くなったよ。
そして今、家のトイレのドアには霊山歴史館で買った桂小五郎のポスターが貼ってある。
電気つけるとバックライトで光るんだぜ!