朝5時起きで大相撲稽古総見に行ってきた。
十何年振りの両国国技館だ!やっぱ両国駅を一歩降りてはためく力士幟が目に入ってくると心が騒ぐね。
場内は満員。最近の本場所のガラガラぶりを思えば大盛況。理事長は「本場所に来てくれよ~」って思っただろうな。
席は自由だったのでたまたま空いた桟敷席に座れた。生まれて初めての桟敷席だよ!
稽古を生で観るのも初めてだったけど面白かった。
本場所と違ってお客さんは比較的に静かに観ているので息づかいなんかもハッキリ聴こえるし、力が入ると力士の身体が見る見る真っ赤になっていくのがわかったり。
こうして稽古を観ると、やっぱ稽古熱心な力士を応援したくなるもんだね。
目についたのは石出・稀勢の里・垣添・安馬・露鵬あたり。今までとちょっと見る目が変わった。
あ、あと白鵬はまた強くなってるな~。
それともう一つ改めてわかったのは、横綱という権威のすごさ。
朝青龍が姿を現すだけで周囲にサッと緊張感が走る。
そして幕内力士が次々と水を付けに行く。これが横綱に敬意を表すしきたりなんだろうな。
朝青龍も最初のうちは律儀にいちいち水を受けてるけど、ほとんどの幕内力士が次から次へとやって来るので途中からは「あ、もういいから」って感じで会釈だけになる。
いくらなんでもそんなに水飲めないよな(笑)。
そんな中黙々と土俵下でウォーミングアップを続ける朝青龍の一挙手一投足に、お客さんは土俵そっちのけで注目している。
常に多くの人に注目されているというプレッシャーは大変なもんだろうなぁ。
結構長いこと相撲を観てるけど、これほどの向上心と責任感を兼ね備え、おまけにこれだけ強い横綱は今までそんなにいないよ。
でも何故か彼に対しては悪意のこもった報道をされる事が多いんだよな。それを腐らずに更なる力に変えている所がまたすごい。
稽古が終わった後は両国の街をのんびり散歩。
そこかしこに相撲部屋があり、フツーにお相撲さんがその辺を歩いている。
最近は自転車がブームのようで、どこの相撲部屋にもズラリと自転車が並んでいる。
Myチャリにはちゃんと名前が書いてあったよ。
土俵入りの練習なんかもしたりしてな。ぶはははは
部屋の前の公園には平気でマワシ(使用済♪)が干してある。
そんなマワシに囲まれて今日の天皇賞の予想をしたぜ!!!