チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

国会議員と語る会

つい昨日の事。

夕方、自宅で作業をしていたら、窓の外を街宣車が通っていった。

なんでもウチの選挙区から出ている民主党国会議員と「語る会」が間もなく行われるとの事。会場は家から歩いていけるすぐ近く。

考えてみたらこれまで自分の選挙区の候補者の話をきちんと細かく聞いた事がない。

もちろんこりゃー政治家オタクとしたら行かないわけにはいかないでしょう!

というわけで行ってきました。

会場は大きな施設なので、てっきり大ホールでのんびりくつろぎながら話だけ聞ければいいやくらいのつもりだったのだが、行ってみたらこじんまりとした会議室。

中をのぞいてみたら人も少なかったので一瞬帰ろうかと思ったが、折角の機会なのでええいままよ!と意を決して席に着く。

すぐに議員が登場して挨拶の後、国政報告。

やはりこんなに近くで膝をつき合わす形で議員から直接話が聞けると、街でマイクで演説を聞くより格段に話す内容がよく伝わる。

その後、質疑応答タイムとなるわけだが、飛び込みでやってきた俺は当然話を聞くだけで帰るつもりでいた。ところが少ない出席者が俺を除いて皆発言をしてしまい、残るは俺一人。

やっぱりキタか~というタイミングで司会者に発言を促されてしまった。

なのでもうここまできたらというわけで、日頃民主党の政策で大きく疑問に思っている点をぶつけてみた。

議員さんは、こちらの疑問点を一生懸命説明しようとしてくれたが、その点に関しては、個人の思想信条にも関わって来る問題なので、正直話は噛み合ないままだった。

空気読めよ、っつーか、お呼びでない?って感じだったかな?

まあもちろん議論をしにきたわけでもないので、議員の考え方がわかったということでそれ以上深くは突っ込まなかった。

そもそも国会議員に議論でかなうわけもないしね。

それ以外の点については、議員および民主党の政策はある程度理解することができた。

この議員は毎週こういった「語る会」を選挙区各所で行っているとの事だが、こうして後援会や団体、支援者相手の席ではなく、俺のような一般市民飛び込み歓迎のこの試みは、自分の選挙区の議員に直接話を聞ける非常に貴重な機会になるので、是非今後も続けて欲しいと思った。

不特定多数が相手なので出席者は少ないかもしれないが、その分人となりはよくわかるし、個別に話ができる意義は大きい。

さて、民主党の話を聞いたので、今度は自民党の議員の話も聞かなければ。

もちろん機会があれば共産党の候補者も。

幸福実現党・・・も、も、ももちろん、機会があれば、、、だぜ・・・。

現行の選挙法ではなかなか有権者に政策が伝わらない現状、直接政策を伝える事のできるこうした催しはもっと多く行われるべきだと思う。

なので他の政党もこうした会があるかどうか、これから選挙までの間、こまめにチェックしていこう。

自分の一票がこの国の将来を左右するのだという強い自覚を常に持っていなければならない。

どういうわけなのか、最近妙に政治家の方と話をする機会が多い。

その度に思うが、政治家の皆さんのこのバイタリティーとエネルギーはどこから来るんだろうかと。

最近はほとんどの政治家がBlogをやっているが、それを読んでいると皆さん本当によく働いていらっしゃる。

なのにちょっとしたことで叩かれてしまう政治家という仕事は、割に合わないな~といつも思う。

自分にゃ絶対無理だ。

しかし、そこを乗り越えて行くパワーの源は、それぞれ政党思想信条に違いこそあれ、やはり皆、この国をよくしたい、という大きな志なんだろうと思う。というか、信じたい。

政治家の皆さんのその志、尊敬します。