チェリーの音楽幕府

音楽の話題が多いと見せかけてそうでもない

『最高の教師』

ドラマ『最高の教師』が遂に終わった。
が、正直第6話がピークでそこから先はその余韻だけでどうにか興味を繋いだ感じ。しかし芦田愛菜退場の6話までは紛れもない傑作だった。
教師役松岡茉優をはじめ、若い生徒役の熱演に毎回心打たれた。
中でも特にやはり芦田愛菜の演技は圧巻としか言いようがなかった。
こんなに心打たれて胸を掻きむしられるようなドラマは自分にとっては13年前の『Mother』以来だが、考えてみたらその時もわずか5歳の芦田愛菜の演技に打たれたわけで、13年越しに芦田愛菜にやられてしまった格好。やはり恐るべき女優だ。
その他気になった所は、セリフでの言葉の使い方に度々違和感が残ったのと、主人公九条の親友パートと職員室での校長不在エピソードは意味不明で要らなかったかな。
しかしそれを補って余りある若い役者たちの熱演は毎回見事だった。